「UFOロボ グレンダイザー」リブート作放送決定!総監督は「SEED」福田己津央、キャラデザは貞本義行!
漫画家・永井豪原作によるマジンガーシリーズ第3弾「UFOロボ グレンダイザー」をリブートするテレビアニメ「グレンダイザーU」が、2024年に放送されることが決定した。「機動戦士ガンダムSEED」の福田己津央が総監督、「新世紀エヴァンゲリオン」『サマーウォーズ』の貞本義行がキャラクターデザインを担当。ティザービジュアルとPVも公開されている。
1975年から1977年にかけて放送された「UFOロボ グレンダイザー」は、異星人の宇門大介ことデューク・フリードが、巨大ロボット・グレンダイザーに乗って宇宙からの侵略者と戦うSF活劇。全74話の長期放送でありながら平均視聴率20%超を記録。その人気は海を渡り、中東、ヨーロッパを中心に現在も多くの人々に愛されている。
「グレンダイザーU」は、放送終了から約50年を経たリブート作品となり、福田総監督と貞本に加え、シリーズ構成・脚本を「機動戦士ガンダム 水星の魔女」「コードギアス 反逆のルルーシュ」の大河内一楼、楽曲制作を「ONE PIECE ワンピース」「サクラ大戦」シリーズなどの田中公平、アニメーション制作をGAINAが手掛けるなど、実力派が集結した。
昨年、グレンダイザーの新プロジェクト「プロジェクトG」の始動を発表していた原作者の永井は、「『グレンダイザーU』という作品を通じて、国が違っても人間の喜びや幸せは同じなのだと、世界中の人々と共感出来れば嬉しいです」とコメントを寄せている。
制作スタッフのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
総監督:福田己津央
アニメに夢中になっていた学生時代の大好きな作品ですので、まず自分の感覚を裏切ることのないような作品にできたらいいな、と思っています。私もそうですが往年のファンは理由がない改変を嫌います。じゃあそのままでいいのか? と言われれば、それでは作る意味も見る価値もないことになってしまうので、匙加減が難しいです。基本的には「グレンダイザー」という作品の成り立ちや根底にあるテーマを再構築して、今の時代にもう一度見直しています。昔からのファンであれば、また違った楽しみもありますので、どうか皆さん是非ご覧ください。
キャラクターデザイン:貞本義行
実は初めての原作モノなのですが永井豪先生の原作ならって飛びつきました。タイトルから昔の作品だよねと敬遠せず、何かありそうだなと思ってもらえれば。新旧のマリアージュとして美味しく齧ってもらいたいですね。
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
「グレンダイザー」はもちろん、周辺の作品へのリスペクトもこめて作りましたが、「グレンダイザー」を知らない人でも楽しめるよう続編ではなく、新しい物語として書きました。世界中の「グレンダイザー」ファンに届いてくれればと願っています。
音楽:田中公平
新しいグレンダイザーのスタート作曲依頼が来た時、豪華なスタッフのお名前を知った時私に本当に期待されているのだ! と、光栄に思いました。今回の作曲で目指すところは新、旧の「筋金入りのロボットものファン」に対して「これぞ正統、本物のロボット音楽」だと思って頂ける楽曲を制作する事でした。聴いて頂ければ、私の決意はお分かりになる事と思います。この素晴らしい作品を鑑賞して、そして受けるであろう心からの感動を全世界のファンの方々と共有したいと思います。