『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より
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 週末映画動員ランキング(7月21日〜7月23日)が24日、興行通信社より発表され、トム・クルーズ主演のスパイアクションシリーズ第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が前作を上回るヒットスタートを切り、宮崎駿監督の新作アニメ『君たちはどう生きるか』を抜いて首位を獲得した。

 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、凄腕エージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるスパイ組織IMFチームが新兵器を探すミッションに挑むなか、イーサンの過去を知る男が現れる……というストーリー。新キャラクターとして、イーサンを支えるグレース(ヘイリー・アトウェル)やイーサンの敵となるガブリエル(イーサイ・モラレス)らが登場。全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキに入ったことを受け、トムの来日も中止を余儀なくされたが初日から3日間の成績は観客動員69万2,000人、興行収入10億6,500万円を記録し、2018年公開の前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を上回るオープニング成績となった。

 前週1位で初登場した宮崎駿監督によるスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』は、週末3日間で動員52万9,000人、興収8億3,100万円。累計成績では早くも動員232万人、興収36億円を突破している。

 3位には前週よりワンランクアップした『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 −決戦−』。累計成績は動員136万人、興収18億円を突破。公開10週目を迎えた『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』が8位から6位へ上昇。累計成績は動員117万人、興収20億円を突破している。

 10位には、8月31日をもって国内の上映終了が発表された『THE FIRST SLAM DUNK』が浮上。累計成績は、動員1,033万人、興収149億円を超えている。

 今週は原泰久のコミックを山崎賢人主演で実写化したシリーズの第3弾『キングダム 運命の炎』、菊地凛子が第25回上海国際映画祭最優秀女優賞に輝いた『658km、陽子の旅』、特撮ドラマ「王様戦隊キングオージャー」シリーズの劇場版『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などのラース・フォン・トリアー監督による『キングダム』シリーズの最終章『キングダム エクソダス<脱出>』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2023年7月21日〜7月23日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(初)『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』:1週目
2(1)『君たちはどう生きるか』:2週目
3(4)『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 −決戦−』:4週目
4(2)『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』:4週目
5(5)『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』:13週目
6(8)『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』:10週目
7(6)『リトル・マーメイド』:7週目
8(3)『五等分の花嫁∽』:2週目
9(7)『交換ウソ日記』:3週目
10(圏外)『THE FIRST SLAM DUNK』:34週目