トム・クルーズはなぜ危険なスタントをするのか?
トム・クルーズは自身が主演を務める人気シリーズ第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開)で、危険なアクションシーンに挑戦する。トムはなぜ、自らスタントをするのか?
これまでも数々の伝説を残してきたトムだが、最新作でも崖の上からバイクジャンプしたり、ローマの石畳の上をカーチェイスしたり、文字通り体を張ったアクションを披露する。
スタントをすることについて、トムは「私はずっとそうしてきました。常に身体的な俳優で、動きを通してキャラクターを表現してきました。キャラクターを作るには、感情的にも肉体的にも、常にエネルギーが必要です。それが、物語を伝える方法です。自分の声と体をコントロールできるのは、技術の一部なのです」とキャラクターを表現する上で必然的なことであると語った。
さらに「何かに秀でるようになるためには、訓練という苦しいプロセスを経なければなりません。私はそれが大好きなのです。私はよく、『君には絶対にできない』とか、『それは専門的なことだからあなたには無理だ』というようなことを言われます。でも、私はいつも黙ってそこに座って、『よし、やってやろう。しかもうまくやるんだ』と心の中で思っています」と映画づくりに対する真摯な姿勢について明かした。
『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾となる本作は、スパイ組織IMF所属の腕利きエージェントであるイーサン・ハントが、人類を脅かす新兵器を追う。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に続いてマッカリーが監督と脚本を担当。サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンらおなじみの面々が集結する。(今井優)