【人生に影響を与えた漫画・女性編】『ドラえもん』と『ONE PIECE』が2位、1位は “永遠の憧れ” の作品
中国でも人気のドラえもん(写真:ZUMA Press/アフロ)
7月17日は「漫画の日」。1841年のこの日、ロンドンで絵入り風刺週刊誌『パンチ』が創刊されたことに由来する。
というわけで、本誌は漫画に関する独自のアンケート調査を実施。「あなたの人生にもっと影響を与えた漫画は?」を、全国の20代から50代の女性500人に聞いた。
では「人生に影響を与えた漫画」トップ5からみていこう。
【第5位】『SLAM DUNK』(作者・井上雄彦)17票
男性編で4位だった『スラダン』が女性編でもトップ5入り。選ばれた理由は、
「バスケ部ではなかったけど、自分もスポーツ部だったので、励みになった。あのとき頑張ったことが、今でも生きていると思う」(40代・宮城県・パート)
「努力する人間の美しさが感じられた。自分も頑張ろうと思わせてくれる」(20代・大阪府・アルバイト)
【第4位】『名探偵コナン』(作者・青山剛昌)19票
『週刊少年サンデー』(小学館)で1994年から連載開始。アニメは1996年から日本テレビ系で放送が続いている。映画作品も多数。
「子どものころからずっと見ています。この作品で知った雑学や豆知識は、いろんなところで役に立っています」(30代・東京都・主婦)
「たんなる勧善懲悪ではなく、犯人にもいろんな事情がある。そんなところは、自分の人生観にも影響があると思います」(20代・京都府・学生)
【第2位】『ドラえもん』(作者・藤子・F・不二雄)23票
同票で2作品が2位に並んだ。『ドラえもん』は、男性編で第3位。
「小学生のときからずっと好きです。ドラえもんのおかげで想像力や発想力が身についたような気がします」(40代・宮城県・主婦)
「漫画やアニメより映画のドラえもんが好きです。友情の大切さを学びました」(30代・神奈川県・アルバイト)
【第2位】『ONE PIECE』(作者・尾田栄一郎)23票
男性編と同じく2位にランクイン。
「友情や仲間との絆、冒険、夢。人生に大切なものが詰まっている」(40代・埼玉県・パート)
「子どものときからずっと好きで見ています。悪役たちにもそれぞれストーリーがあって、そこが自分の人生観にも影響があると思います」(30代・栃木県・アルバイト)
【第1位】『美少女戦士セーラームーン』(作者・武内直子)26票
1992年から1996年まで『なかよし』(講談社)で連載。アニメも1992年から1997年、テレビ朝日系で放送された。実写のテレビドラマも2003年から2004年にかけてTBS系で放送され、北川景子や泉里香らが出演していた。
「子どものころドハマりしました。いま思えば、仲間の大切さを学んだのはこの作品だったと思います」(30代・東京都・パート)
「永遠の憧れ。それに尽きる」(30代・長崎県・アルバイト)
「いまは離れてしまいましたが、自分が漫画家を目指すきっかけとなった作品です。感謝しています」(30代・東京都・主婦)
26票のうち、半数近い12票が30代の投票だった。
第6位以下は、次のとおり。
【第6位】『キャンディ♡キャンディ』(原作・水木杏子、作画・いがらしゆみこ)12票
【第7位】『鬼滅の刃』(作者・吾峠呼世晴)11票
【第8位】『銀魂』(作者・空知英秋)9票
【第8位】『ドラゴンボール』(作者・鳥山明)9票
【第10位】『ハイキュー!!』(作者・古舘春一)6票