まもなく全線再開、JR肥後大津駅にも乗り入れる南阿蘇鉄道 記念商品いろいろ ワンピースコラボ列車の運行計画も
熊本地震から7年3か月ぶり――南阿蘇鉄道(熊本県)はあす2023年7月15日に全線で運転を再開し、JR肥後大津駅への乗り入れも開始します。
当日は特別ダイヤ、16日からは改正後のダイヤでの運行となります。トロッコ列車は7月16日から11月30日まで土日祝日や夏休み期間を中心に定期運行を行う予定で、その他の日も臨時運行可能日として設定されています。
当日は全線再開を記念するイベントが行われるほか、高森駅と立野駅では熊本地震からの日数にちなんで2,646枚限定で「全線運転再開記念1日フリーきっぷ」の販売も行われます(有効期限は7月15日当日限り)。
また南阿蘇鉄道のホームページでは、全線運転再開を記念して様々な商品の販売が告知されています。たとえば高森駅では2,000台限定のオリジナル記念商品として、一番の見どころである第一白川橋梁をテーマにしたグッズや、3,000枚限定の「全線運転再開記念鉄印」などが販売されます。
さらに、7月22日からは熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎さん原作の人気漫画『ONE PIECE』と連携した「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」の一環として、木曜日〜日曜日・祝日にコラボ列車「サニー号トレイン」を運行。沿線の駅舎などでも様々な企画を実施します。
「サニー号トレイン」は通常の普通列車として運行するため、通常の各区間運賃のみで乗車できるそうです。ただし、全線運転再開直後ということで多くの利用も見込まれることから、「列車が満員でご乗車できない場合があります」と案内しています。