実写版「ONE PIECE」全員が納得するところまで続けたい 麦わらの一味キャストが熱望
尾田栄一郎の人気漫画を実写化したNetflixドラマ「ONE PIECE」で、麦わらの一味の海賊たちを演じるキャスト陣が、シリーズ化への思いをColliderのインタビューで明かした。
「ONE PIECE」は、海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め、主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味が大海原へと繰り出す海洋ロマン。実写版では、イニャキ・ゴドイがルフィ役、新田真剣佑がゾロ役、エミリー・ラッドがナミ役、ジェイコブ・ロメロ・ギブソンがウソップ役、タズ・スカイラーがサンジ役を務める。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の原作漫画は、1,000話を超える大ボリューム。実写ドラマは全8話構成で、制作には莫大なコストもかかるため、仮にシリーズ化が実現したとしても、原作全てを映像化することは至難の業だ。
実写ドラマをどのくらい続けたい? とColliderの記者から問われたサンジ役のタズは、「みんなが納得するエンディングにたどり着くまで続けたい。“みんな”というのは、(麦わらの一味)5人はもちろん、作品に携わる全ての人を意味します。短く終わりたくはないですし、かといって長く続けることでもありません。それが私の理想です」と回答。タズの答えに、ルフィ役のイニャキは「賛成だよ」とうなずき、ゾロ役の新田も「最高のアンサーだ」と反応した。
原作者の尾田も、製作総指揮として携わっている本作。全8話の中でも原作の名シーンを再現しているそうで、エミリーはナミがアーロンパーク編で放つ名セリフ「助けて…」を披露したところ、尾田から「完璧です」と絶賛されたと The Mary Sue のインタビューで明かしていた。(編集部・倉本拓弥)
Netflixシリーズ「ONE PIECE」2023年8月31日(木)世界独占配信