4人家族で食費8万円でも年間貯蓄160万円を実現しているみねこさん。「使うところにはとことん!」な彼女のお金の使いどころを聞いてみました。

みねこさんのメリハリ使い<お金をかけない!>

お金の使いかたにしっかりメリハリをつけているみねこさん。お金をかけないと決めているところは?

●日用雑費:消耗品は半額で購入。割引情報は常に把握

スーパーに行ったら日用品のワゴンをチェックし、半額商品を購入。シーズン最終セールでは下着やパジャマ、新年度のセールではスーツや靴を90%オフで買えることも! 「セールのタイミングを把握することが大切です」

●教育費:子どもの塾のカリキュラムは必要なものだけを選択

長男は小4から、長女は昨年から塾通いを開始。科目選びを塾にまかせっきりにせず、子どもと一緒にセレクト。「あれもこれも選ぶと塾代が余計に膨らみます。自宅学習で十分な科目があれば、その分をカットして、節約に」

●光熱費・通信費:電気使用は最小限に。ムダはしっかりカット

エアコンは、冬は22.5℃、夏は28℃に設定。できるだけ日中はオフにし、家族が家にいるときだけオン。スマホは「親はLINEMOで1人月990円、長男は楽天モバイルの3ギガまで980円プラン。通信費にはお金を極力かけません」

●美容費:ヘアカットは格安で。なるべく自分で整える

髪を切るときは月1回ペースで格安サロンを利用。「長女と私はヘアアイロンやドライヤーを駆使して、自分でヘアスタイルを整えます」

みねこさんのメリハリ使い<お金をかける!>

お金をかけるところは、家族全員のためになるもの。無理せず節約を続ける秘訣でもあります。

●食費:健康投資は惜しまず。自然食材をチョイス

“食生活は健康の要”がモットーで、食材はいちばんこだわるところ。だしは化学調味料不使用、砂糖はきび糖、ソーセージも保存料無添加を選択。「出費はかさみますが、病気になって医療費がかかることを思えば安いものです」

●レジャー費:家族との思い出づくりの旅行は定期的に実現

旅行は家族共通のお楽しみ。「家族4人ともなると費用がかさみますが、旅行代理店にまかせっきりにしないで、自分たちでムダのないプランを立てます。びっくりするほどおトクな料金で行けると、やった〜! という感じですね」

●医療費:健康診断はこまめに。病気は未然に防ぐ

婦人科、歯科、眼科などの定期健診はマスト。「以前、婦人科系の病気をしたことがあり、定期的に専門科を受診。子どもたちは一生使える歯のために歯科矯正へ。家族全員、予防医療にはしっかりお金を使います」

●雑費:人への思いやりとして募金やプレゼントに投資

冠婚葬祭費として月1万円を積み立て貯金。両親や夫の両親へのプレゼントや、おつき合いはケチらないのがポリシー。公共の募金にも参加。「人に喜んでもらうことに使うのは、自分の心が豊かになる“生きたお金の使い方”ですね」