50代、髪を短く切るなら「夏より秋」がおすすめ。美容師が伝えたい意外な理由
だんだんと夏らしい気候になり、髪を切りたいと思う人も多いのでは。「じつは夏に髪を短く切るのはあまりおすすめしません!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。今回は、50代の読者をモデルに、夏におすすめのヘアスタイルについて教えてもらいました。
夏は髪を切らずに伸ばした方がいい理由
さとゆみ:だいぶ夏っぽくなってきましたね。この時季は、どんなお悩みが多いんですか?
八木ちゃん:お客さまからよくご相談されるのは、この時季に髪を伸ばしたほうがいいか、切ったほうがいいかというご相談です。
さとゆみ:夏はばっさり切りたくなる気持ち、よくわかります。
八木ちゃん:そうなんですが、じつは短くなると、首回りが日やけしやすいというデメリットもあるんですよね。
さとゆみ:たしかに!! ちょっとした盲点でした。短ければラクということしか考えなかった。
八木ちゃん:そうなんですよね。たしかにラクなのですが、髪がえり足にかかるのが暑くていや、汗をかくという方でしたら、結んでしまったほうが扱いやすくなることも多いんです。
なので、髪を結べる長さがある人だったら、むしろ夏は、髪は切らず、暑いときは結ぶ、紫外線が強い日は首元を隠すというのをおすすめしています。
さとゆみ:そうなんだ! 意外でした。
●切るならば「秋」の方がおすすめ
八木ちゃん:切るならば秋になってからがいいんじゃないですか? というご提案をすることが多いです。
さとゆみ:たしかに、秋冬のほうが首回りにボリュームがあるお洋服やマフラーなどもするので、短いのすてきですよね。
では、このぎりぎりの長さの人が夏の暑い日に出かけるときに気をつけることはありますか?
八木ちゃん:先ほどお話ししたように、髪が短めの方や、レイヤーが入っていてえり足の毛が薄い方などは、首回りが日やけしやすいので、首の後ろにもしっかり日やけ止めを塗るといいですよ。
さとゆみ:夏の髪型チェンジ問題の解説、ありがとうございました!
このほかにも、『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社刊)では、年齢によって増える大人の女性のヘア悩みが解決するテクニックをたっぷり紹介しています。