エムバペ、重体のセルヒオ・リコのユニフォームを掲げる「サッカーよりも大事なことがある、22-0で負けてもよかった」

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リオネル・メッシとセルヒオ・ラモスの退団が決まったPSGは、4日に行われたクレルモンとの最終戦に2-3で敗れた。

ただ、キリアン・エムバペは前半21分にPKを決めて得点王を獲得。

ゴールを決めた後には事故で重体となっているセルヒオ・リコのユニフォームを掲げており、リコのパートナーもSNS上で感謝を表していた。

そのエムバペは試合後にこう述べている。

「負けたことに失望している？

いや、最も大事なことはセルヒオへのトリビュートだったからね。

サッカーよりも大事なことがある。

ピッチ上では僕らはすでにチャンピオンだった。22-0で負けたとしても、僕らにとっては何の違いにもならなかったはずだ。

僕らは本当にセルヒオ・リコへの敬意を表す必要があった。

すごく深刻な状態で、僕らはすでにその影響を受けている。この1週間はずっとそれを考えていた。

僕らは出来る限り、彼に敬意を表そうとした。僕らは祈らなければいけない。

スタジアムに来てくれた人達や、セルヒオや家族をそれぞれの形で支えてくれている人達に感謝したい。

パルク・デ・プランスは素晴らしかった。彼の家族のことを思っている。とても困難な状況で心が痛む。

僕らは祈る。彼が一刻も早くこの状況から抜け出せるように出来るだけポジティブなものを送るつもりだ」

また、エムバペは、来季へ期待することについては、「何もない。自分はプレーするためにここいる。すでに言ったようにまだ契約があるし、ここでプレーする。クラブはできることをするし、自分はクラブがやることに満足するだろう。それ以外は自分には関係ないこと」とコメント。

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さらに、得点王についても「それは記録だ」とだけ述べていたそう。