24日の米株式市場では、NYダウが前日比255.59ドル安の3万2799.92ドルと4日続落した。
 
 米債務上限問題に進展が見られないことが嫌気され、NYダウ、ナスダック指数ともに下落した。6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施されるとの見方が増えていることも警戒された。この日発表された5月開催分のFOMC議事録では、追加利上げに対する市場参加者の見方は割れていることが判明した。マイクロソフト<MSFT>やエヌビディア<NVDA>、アルファベットC<GOOG>が安く、テスラ<TSLA>や台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が値を下げた。JPモルガン<JPM>やジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が軟調だった。半面、アップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>が高く、エクソン・モービル<XOM>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、イーライ・リリー<LLY>が値を上げた

 ナスダック総合株価指数は、76.083ポイント安の1万2484.162と続落した。

出所:MINKABU PRESS