バイオマスプラスチックを使ったエコなプロトレック。小型・軽量になって使い勝手も向上!

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いまやどんなジャンルのどんなブランドも、地球に優しいモノづくりはあたりまえ。まして大自然の中で遊ぶアウトドアで身につける相棒アイテムとなれば、環境負荷にしっかりと配慮したモノを選びたいですよね。

例えばカシオ・PRO TREK(プロトレック)から登場の新作「PRW-35」(4万4000円、4万6200円)なんていかがでしょう。樹脂を用いるパーツにバイオマスプラスチックを使用するとともに、本体そのものの小型軽量化も実現した実用性の高いアウトドアウオッチです。

5月19日発売の「PRW-35」は、PRO TREKが登山者に向けて展開する CLIMBER LINEのエントリーモデルとして登場するもの。

時計としての基本性能や、高度・気圧計測機能やコンパス機能といったアウトドアでの活動をサポートする機能については発売中の「PRW-30」とおおよそ同程度。

シビアな環境に耐えるタフネス性能や超高性能なセンサーなどは搭載しないけれど、機能を絞ったシンプルな仕様と見やすいデザインは、むしろ山歩きを始めたばかりの初心者には好都合。清潔な印象のルックスに必要十分な実用性を備えた、カジュアルな入門向けモデルです。

基本的なデザインも「PRW-30」をほぼほぼ踏襲するものですが、ポイントとしてあげられるのは、使用する素材の変更です。

▲「PRW-35-1AJF」

本体ケースや裏ぶた、ストラップなど、樹脂素材を使ったパーツには、すべて再生可能な有機資源から作られたバイオマスプラスチックを材料としてチョイス。

また、51.2×44.6mmというケースサイズも、「PRW-30」と比べてコンマ何ミリというレベルではありますが、僅かにダウンサイジング。材料に用いる素材と材料をあらためて見直すことで、重さに関しては3割以上の軽量化を実現しています。

▲「PRW-35Y-1BJF」

このほかグローブを着けたままでも操作しやすいローレット加工をほどこしたサイドボタン、確実な視認性を約束するSTN液晶と大きな文字表示、蛍光灯のような僅かな光でもエネルギーに変えて駆動するタフソーラーなど、安心をもたらす確かな性能はさすがPRO TREK。

▲「PRW-35Y-3JF」

あれもこれもと欲張らず、初心者にとって本当に必要な機能に絞り込んでいるから、使い勝手も抜群です。シンプルなルックスと充実した実用性能は、山歩きを始めた人へのプレゼントにも喜ばれそう。

>> CASIO「PRO TREK」

<文/&GP>

 

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