2023年5月12日に発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が、発売から3日間で世界累計売上本数が1000万本を突破する好スタートを切っています。

任天堂株式会社 ニュースリリース :2023年5月17日 - Nintendo Switch向けソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の世界販売本数が発売後3日間で1,000万本を突破|任天堂

https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2023/230517.html







「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」はNintendo Switchと同時に発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編で、前作のオープンワールド要素をさらに拡張しながら、いろんな武器を組み合わせてより強い武器を自由に生み出すことができる「スクラビルド」や、フィールド上の物体を組み合わせて乗り物などの移動手段を作ったりできる「ウルトラハンド」などの能力を駆使し、プレイヤーのユニークな発想をベースに自由な冒険を楽しむことができるというタイトルです。「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」はGIGIAZINEでもレビューしているのでどんなゲームか気になる人は、チェックしてみてください。

Nintendo Switchでハイラルの大地だけでなく大空や地底も冒険しまくりな「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」は「前作をはるかに超える自由度」と「作る楽しみ」が魅力 - GIGAZINE



そんな「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の世界累計販売本数が発売から3日間で1000万本を突破しました。うち、日本国内での販売本数は224万本です。

海外ゲームメディアのKotakuは「誰もが『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が大成功を収めることを期待していました。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編は成功を収めることが運命づけられており、2023年最大のヒットを記録するゲームのひとつとなる可能性が高いです。それでも発売からわずか3日で1000万本の販売本数を記録したのは驚きであり、印象的です。これはホグワーツ・レガシーやゴッド・オブ・ウォー ラグナロクといった最近発売されたマルチプラットフォーム向けタイトルを上回る販売ペースです」と報道。

Tears of the Kingdom Sells 10M In Days, May Be 2023's Big Game

https://kotaku.com/tears-of-the-kingdom-zelda-2023-game-sales-elden-ring-1850446072



なお、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の世界累計売上本数は2023年3月末時点で2981万本であるため、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」はすでに前作の3分の1超の販売本数を記録しているということになります。また、2022年9月に発売された「スプラトゥーン3」は、任天堂の2023年3月期第3四半期連結業績によると世界累計販売本数が1013万本であるため、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」はすでにこれを超える販売本数を記録している可能性があります。

直近にリリースされた注目タイトルの2023年5月時点での累計販売本数は「Horizon Forbidden West」(発売から2カ月で830万本)、「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」(発売から3カ月で1100万本)、「ホグワーツ・レガシー」(発売から3カ月で1500万本)です。一方、上記のタイトルはどれも複数のプラットフォームでタイトルをリリースしていますが、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」はNintendo Switch独占タイトルです。2022年に最も売れたゲームである「エルデンリング」ですら、世界累計販売本数で1300万本を突破するのに5週間かかっています。

Kotakuは「家庭用ゲーム機でしかプレイできないゲームがこれほどの早く販売本数を伸ばしているのは非常に驚くべきことであり、ほぼ前例のないことです。リリース後、何年もかけて人々の興味関心を集めた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のように、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』も長い時間をかけて何百万本も販売本数を伸ばしていく可能性があります」「この数字はバトルパスやシーズン、ライブサービスアップデート、オンラインマルチプレイヤーといった近年のゲームで取り入れられている要素なしで実現されたという点にも注意してください」とも記しています。