尹大統領(手前)とトルドー首相は昨年9月にカナダの首都オタワで会談した。会談終了後に行われた共同記者会見の様子(資料写真)=(聯合ニュース)

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◇尹大統領 きょうカナダ首相と首脳会談

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は17日、カナダのトルドー首相とソウルで首脳会談を行う。今年は両国の国交樹立60周年。トルドー氏は16日に韓国に到着した。カナダ首相の来韓は約9年ぶり。首脳会談の後、両首脳は共同記者会見を行う。その後、共に夕食会に出席する。

◇金正恩氏が軍事衛星1号機視察 「行動計画」承認

 北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が16日に非常設の衛星発射準備委員会の事業を視察し、「委員会の今後の行動計画」を承認したと報じた。同氏は先月18日に国家宇宙開発局を訪れ、「製作を終えた軍事偵察衛星1号機」の打ち上げ最終準備を指示していた。今回、衛星が「搭載準備完了」と伝えられたことから、「今後の行動計画」とは衛星を発射体に搭載して打ち上げる計画を指すとの見方が出ている。

◇サムスン電子 半導体技術流出のエンジニアを解雇 

 半導体を巡る各国の覇権争いが激化し、中核技術確保の重要性が高まる中、サムスン電子で技術流出事件が起こったことが分かった。業界によると、同社はこのほど半導体の中核技術が含まれた資料を流出させたとしてエンジニアを解雇し、国家機関に捜査を依頼した。大検察庁(最高検)によると、産業技術の国外流出は2017年から6年間で計117件摘発され、このうち36件(30.7%)が国の中核技術の流出事件だった。17年から昨年9月までの予想売上高や研究開発費などを基に推計された被害規模は、約26兆ウォン(約2兆6400億円)に上る。

◇南山トンネルの通行料 きょうから再徴収

 ソウルの南山1号トンネルと南山3号トンネルの混雑通行料の徴収が17日から再開される。ソウル市によると、平日午前7時から午後9時まで10人乗り以下の車両のうち乗車人数が3人未満の車両は両トンネルを通行する際に混雑通行料2000ウォンを支払う。週末と祝日は無料。同市は交通渋滞を緩和するため1996年から施行してきた混雑通行料徴収の効果を確認するため、通行料を2カ月間免除していた。

◇麻薬使用疑いの俳優ユ・アイン 21時間取り調べ

 ソウル警察庁は16日、麻薬使用の疑いが持たれている俳優のユ・アインさんを麻薬類管理法違反の容疑で出頭させ、17日午前まで21時間にわたり取り調べた後帰宅させた。出頭は今回で2回目。警察はユ氏が5種類の麻薬類を使用したとみて、具体的ないきさつと違法性について調べている。警察はユさんが使用した麻薬類の種類が多く、容疑を大部分否認していることから、逮捕状の請求も積極的に検討している。

◇新規コロナ感染者2万6147人 前週比約2600人増

 中央防疫対策本部は、17日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2万6147人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約2600人増加した。