DaiGoさんのYouTube配信のスクリーンショット

写真拡大

メンタリストのDaiGoさんが2023年5月15日に行ったYouTube生配信で、ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、所属タレントを起用している一部企業の姿勢に怒りを露わにした。

「被害者の仕事をキャンセルするんですよ。何考えてんの?って」

ジャニー喜多川氏による性加害疑惑をめぐっては、5月14日に藤島ジュリー景子社長自ら顔出し動画を公開し謝罪した。

疑惑に関し「問題がなかったとは一切思っておりません」との認識を示す一方、「当事者であるジャニー喜多川に確認できない中で、私どもの方から個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではない」などとしている。

DaiGoさんは15日に行った生配信「ジャニーズ性加害問題で【対応を考えている】臆病で卑怯な経営者共へ」で、この問題に言及した。

共同通信は15日、「ジャニーズ所属、起用企業に動揺 CM、世間の反応で判断」と題した記事を配信。所属タレントを起用している企業の一部が、問題を受け「世間の反応をみながら対応を決める」などとコメントしたとして、「現時点では状況を注視する企業が多い」とする見解を伝えていた。

DaiGoさんが問題視したのは、この報道で伝えられた企業の姿勢だ。仮に企業側が何らかの対応に踏み切った場合、被害にあった可能性もあるタレントを逆に追い込むことになる、などとして怒りを露わにした。

「ほんと経営者ってクソばっかなのかっていうのがありまして」「『対応を考える』って言ってるところがあると。ほんとクソだなと思いますね」などと激怒し、次のように続けた。

「こういう人たちって、結局ユーザーの幸せとか、困ってる人の問題を解決するとか、地域社会に貢献するだとか、社会を少しでも良くするとか、そういうこと言って結局自分のことしか考えてないんですよ。

何が『対応を考える』の?って話。だって、そのタレントさんらは被害者ですよ。された人も、されてない人も被害者ですよ。被害者の仕事をキャンセルするんですよ。何考えてんの?って。もうほんとね、ムカつく。ごめんなさい、今日はただ単に僕怒ってます」

「こういう時に守るのが経営者なんじゃないの?」

DaiGoさんは、これまでジャニーズタレントの恩恵を受けてきた経営者らが手のひらを返すのはおかしいと主張した。

「結局こんなん自分のさ、保身じゃん。もう呆れた。みなさん注意した方がいいですよ。『対応を考える』って......ジャニーズの被害者なわけですよ、タレントさんはね。(中略)こういう時に守るのが経営者なんじゃないの?力もあってさ、お金もあってさ。でも自分のところの評判を落としたくないから、株価を落としたくないから......気持ち悪い」

また、企業に対して、「対応を求める『自称消費者』もクソだと思いますよ、本当に」と激怒した。「事務所に言うんだったらわかりますよ。事務所の社長とか、ジャニーズ事務所に対してそれを言うのはわかると思います」としつつも、以下のように訴えた。

「自分よりも立場が悪くなっている奴らを探して、攻撃していい気分になってるだけなんですよ。他人を攻撃して地位を落としても、貴様らが地の底を這いつくばってることはなんも変わんねえから、って言いたい」