「iPhone 15」のMagSafe充電、最大15Wから20Wにアップか?
2020年のiPhone 12シリーズ以降、フラッグシップiPhoneにはワイヤレス充電システム「MagSafe」が導入されています。現在のiPhone 14シリーズでは最大15Wの充電速度に対応していますが、2023年秋に登場が予想される「iPhone 15」シリーズでこれが20Wにアップすると、有名リーカーが主張しています。
MagSafe充電方式とは、充電器をiPhoneの背面に磁石で固定して正確な位置合わせを可能とし、最大15Wでの充電を実現する仕組み。iPhone 14シリーズはMagSafe以外のQi対応充電器でもワイヤレス充電できますが、最大7.5Wに限られてしまいます。
すでに十分速いと思えるMagSafe充電ですが、リーカーのRevegnus氏によれば、次期iPhone(おそらくiPhone 15シリーズ)では最大20Wに向上するそう。
Good news, the Magsafe will be slightly improved
15W -> 20W pic.twitter.com/CJDGJiBsXp— Revegnus (@Tech_Reve) May 6, 2023
このデータがどこから来たのかは不明ですが、最近のAndroidスマートフォンも高速充電に力を入れていることから、iPhoneもそれに対抗しても不思議ではありません。
さらに期待されるのが、有線充電のスピードアップ。iPhone 15シリーズでは全モデルともUSB-Cポートを採用すると予想されており、従来のLightningポートよりも充電の最大ワット数が底上げされる可能性があるわけです。
その一方で、アップルが認証した機器、いわゆるMFi(Made for iPhone)認証品以外のUSB-Cケーブルでは充電速度が制限されるとのアナリスト予測もありました。
が、この噂を聞いた欧州委員会の委員が「USB-Cケーブルの機能を制限すれば、将来的にEUでiPhoneが販売できなくなる」とアップルに警告。さすがのアップルも、EUには配慮せざるを得ないのかもしれません。
Source:Revegnus(Twitter)
via:BGR