9日の米株式市場では、NYダウが前日比56.88ドル安の3万3561.81ドルと続落した。
 
 米4月消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え積極的な売買は見送られた。また、この日、米債務上限問題を巡りバイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長の会談が予定されていることから、その結果を確かめたいとの姿勢も強まった。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベットC<GOOG>が安く、テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>が軟調。JPモルガン<JPM>やキャタピラー<CAT>、ユナイテッドヘルス<UNH>が値を下げた。半面、アマゾン<AMZN>が高く、ボーイング<BA>やネットフリックス<NFLX>、セールスフォース<CRM>が値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は77.365ポイント安の1万2179.553と3日ぶりに反落した。

出所:MINKABU PRESS