丸井Gが上限11.62%の自己株取得枠設定、今期は42円増配へ

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 丸井グループ<8252.T>はこの日の取引終了後、取得総数2200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の11.62%)、取得総額400億円を上限とする自己株式の取得枠設定を決めたと発表した。また、24年3月期の年間配当予想は42円増配の101円とした。

 今期から資本政策を変更する。株主資本配当率(DOE)8%程度を目安に長期安定的な増配の実現を目指す。自己株式の取得については、財務状況や株価水準などを総合的に勘案し、資本効率と株主利益の向上に向け、機動的に実施する方針。今回発表分の自己株式の取得期間は6月1日から2024年3月31日までとする。

 あわせて24年3月期の業績見通しも開示した。売上収益は前期比7.4%増の2340億円、最終利益は同21.1%増の260億円を見込む。小売セグメント、フィンテックセグメントともに営業増益を見込む。

出所:MINKABU PRESS