劇団EXILEの青柳翔と落語家の立川談春が、5月5日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『波よ聞いてくれ』(毎週金曜23:15〜※一部地域除く)第3話に出演する。

左から青柳翔、立川談春=テレビ朝日提供

アニメ化もされた沙村広明氏の同名コミックを実写化する同作は、小芝演じるスープカレー店のアルバイト店員・鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金を騙し取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂したことをきっかけに深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描くラジオ×テレビのメディアミックスエンターテインメントドラマ。

青柳が演じるのは、人気ラジオパーソナリティー・茅代まどか(平野綾)の自称・恋人を名乗る鶴田竜也。まどかの番組宛てに一方的な思いを書いたメッセージを何通も送ったり、まどかを隠し撮りしたりという正真正銘のストーカーだ。一見スーツをビシっと身にまといスマートで好印象な男ながら、真顔でまどかへの思いを語る姿は、見る者が恐怖すら覚えるほど。やがてミナレと対峙することになるのだが、一体何が起こるのか。

第2話で放送された、ミナレに大量の新巻鮭を送ってきたことでその厄介なキャラクターを匂わせていたミナレの父親・鼓田マコトを演じるのは、落語家で俳優としても活躍する立川。マコトは、ミナレに負けず劣らずの強烈な“すっとぼけ”キャラクターとなっている。前回ミナレの失態で急きょ予定していた番組を変更して、「公開謝罪」を放送することになってしまい、面白がりつつもミナレの番組に危うさを感じた麻藤兼嗣(北村一輝)。そこで保険のために収録をストックしておきたいと提案したのは「電話で親子喧嘩」で、ミナレとマコトが電話でお互いの言い分をぶつけ合って、それをラジオで放送するというのだ。ミナレは渋々マコトと電話を始めるが……。

また第2話の冒頭では、35年にわたり『TOKIO HOT 100』(J-WAVE/81.3FM)のナビゲーターを務め、ラジオやテレビなど幅広く活躍するクリス・ペプラーが、DJ風に前回までのあらすじを紹介するというサプライズが。今後もラジオにまつわるゲストが“声”で登場する予定だ。