東京株式(前引け)=198円高、米株高を受け買い先行

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 28日前引けの日経平均株価は前日比198円51銭高の2万8656円19銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億8662万株、売買代金は1兆6409億円。値上がり銘柄数は1553、値下がり銘柄数は243、変わらずは38銘柄だった。

 日経平均株価は続伸。前日の米株式市場は、NYダウが524ドル高と3日ぶりに急反発。前の日に決算を発表したメタ・プラットフォームズ<META>の株価が急伸しハイテク株などが買われた。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も堅調に推移。日経平均株価は朝方に一時2万8700円台まで値を上げたが、上値では売りに押された。今日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されており、積極的な買いは手控える動きも出ていた。

 個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>といったメガバンクが高く、ソフトバンクグループ<9984.T>やソニーグループ<6758.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高い。半面、レーザーテック<6920.T>やキーエンス<6861.T>、信越化学工業<4063.T>が安く、日立製作所<6501.T>やオリエンタルランド<4661.T>、日本製鉄<5401.T>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS