米外為市場サマリー:一時133円90銭台に上昇するも失速

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 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円67銭前後と前日に比べ10銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=147円60銭前後と同80銭強のユーロ高・円安だった。
 
 この日に米商務省が発表した3月の耐久財受注額が前月比3.2%増と市場予想(0.7%程度の増加)を上回ったことを受け、ドル円相場は一時133円94銭まで上伸した。ただ、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は前月比0.4%減と市場予想(0.1%程度の減少)を下回ったことからドル買いは続かず失速。米金融システム不安の再燃などからNYダウが下げに転じたことも重荷となり、133円02銭まで軟化する場面があった。その後は米長期金利の上昇を手掛かりに133円88銭まで持ち直したが上値は重く、総じて不安定な動きだった。一方、ドイツとフランスの消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことで、ユーロは対ドルや対円で買いが優勢だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1041ドル前後と前日に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安だった。



出所:MINKABU PRESS