テレビ東京では23日、『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦〜世界遺産軍艦島でテレビ初の生物調査 東南アジア最後の秘境で珍獣を探せ!〜』(18:55〜)を放送する。

左から田村淳、加藤英明

家康ゆかりの三重・伊勢亀山城には、放送初期から番組を見ているという俳優・平田満と生物は多分大丈という女優・石井杏奈が登場する。平田は、顔を泥だらけにするほどの大奮闘で、石井は予想を超えるデカい生物と対戦することに。また徳川家康が重用した城主・本多家の家紋「立ち葵」、そして最も長くこの地に君臨した石川家の家紋「蛇の目」が入ったお宝を目指し、水底をくまなく調べていく。

「川シリーズ」では、田中直樹(ココリコ)が、池の水2回目の参戦となるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE武知海青と名古屋市の荒子川へ向かう。この川で繁殖し問題となっているのはナイルティラピアで、本来なら日本の水温では生きていくことができない外来種が寒い日本の冬を越し、そして名古屋市で異常繁殖してしまった理由にも迫る。激増したナイルティラピアの駆除をミッションに、外来種ハンター加藤英明が20個もの罠を仕掛け、一つ一つ引き上げていくと様々なサイズのティラピアがかかっていた。今回、少しでも多く捕獲しておくことが川の環境改善につながるということで、一同は大量のティラピアを上流へ追い込み、一斉捕獲を試みる。さらに武知が罠を引き上げると絶滅が危惧される在来種と遭遇し、一同が喜んだのも束の間、加藤が衝撃的な事実を語り出すという。

世界の珍獣捕獲シリーズは8か国目となり、外来種ハンター加藤英明が向かったのは東南アジア最後の秘境とも言われるラオス人民民主共和国の大河・メコン川。最大で全長3m・体重300kgにもなるメコンオオナマズや、まるでワニのようなゴツゴツした体からその名がついたワニトカゲ、鱗が虹色に光るサンビームヘビ、加藤が最も見たいと願う、頭が大きすぎて甲羅に入らないという超希少なカメであるオオアタマガメとさまざまな珍獣が存在する。今、ラオスが抱える“ある深刻な問題”も明らかとなり、稲作が盛んなラオスのため池を「水抜き」し、激レア生物も発見する。

2015年世界文化遺産に登録された軍艦島では、テレビ史上初の調査へ。田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、加藤英明が上陸し生態系を探る。観光客は立ち入り禁止の区域にも特別許可を貰い、島内を徹底捜索し、猫やイノシシなども目撃されたという情報のもと、かつて賑わいを見せていたであろう公園や小中学校、病院、アパートなどを巡り、当時の暮らしに思いを馳せながらの生物調査となる。滅多に見られない廃墟の姿、また海で隔てられたこの島で今も暮らす生き物たち、独自の生態系を保ちながらも、当時と変わらぬ生き物を捉えていく。

熊本の豪雨から、以前番組にSOSを送ってきた人吉市のしらさぎ荘の復活大作戦から2年。被害を受けた建物の修復も終わり、ついにしらさぎ荘がオープンするという知らせが。番組は、土砂に襲われ復活大作戦を行った「池のその後」の姿を確かめるべく、再びしらさぎ荘へ向かう。









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