名古屋の素早く効率的に相手を仕留める攻撃力 ボール支配率が低い方が強い?
名古屋グランパスは15日、明治安田生命J1リーグ第8節で川崎フロンターレと対戦し、2-1で勝利を収めた。
敵地での戦いながら、9分に仕掛けた素早いカウンターからキャスパー・ユンカーがゴールを決め、早々と先制。さらに前半終了間際には、マテウス・カストロが豪快に直接FKを決め、2点リードしてハーフタイムを迎える。後半に入ると、56分に1点を返されるが、その後はしっかりと守り切った名古屋。リーグ戦では直近5試合で負けがなく、2位をきっちりキープしている。
実際にデータサイト『opta』によると、開幕戦からここまでの8試合で、名古屋がボール支配率に関して、50%を上回った試合は第3節のサガン鳥栖戦のみ。今季、唯一黒星を喫した試合だ。名古屋はむしろボールを持ち過ぎていない時の方が、狙い通りの強さを発揮できているのかもしれない。
次節は湘南ベルマーレをホームへ迎え入れる名古屋。ともにカウンターを武器の一つとするため、激しい攻防が予想されるが、連勝を飾ることができるのか。