栃木県の伝工芸品のひとつ日光彫の愛好家たちによる作品展が15日まで宇都宮市内で開かれています。

この作品展は宇都宮市内の高齢者福祉施設などの4つの日光彫教室でつくる「彫遊会」が毎年開いているもので今年で8回目です。

会場には日光彫をはじめて2年目から20年以上の会員50人ほどの自信作約150点が展示されています。

県の伝統工芸品、日光彫の代名詞ともいえる植物をあしらった手鏡や引き出しのほか風景や動物などを彫った観賞して楽しむ壁掛けなど木のぬくもりや温かみを感じることができます。

関係者は「作品展を目標に制作する中多くの人に見てもらい意見をいただけることが次の製作意欲につながる」と話しています。作品展は県総合文化センターで15日まで開かれています。