4月は「20歳未満飲酒防止協調月間」です。これにあわせて酒の小売店などでつくる組合などが13日の朝、JR宇都宮駅前で20歳未満の飲酒の防止を呼び掛けました。

 このキャンペーンは小売酒販組合が全国で一斉に行っているものです。このうち、JR宇都宮駅では宇都宮小売酒販組合の組合員のほか宇都宮東警察署や宇都宮税務署の職員などが啓発チラシの入ったポケットティッシュおよそ3000個を配り「お酒は20歳になってから」と呼びかけました。

 組合によりますと2022年4月から成人年齢は18歳に引き下げられましたが飲酒に関する年齢制限は20歳のままとなっていてキャンペーンの名称を「未成年者飲酒防止」から「20歳未満飲酒防止」へと改めたということです。

 また、県警察本部によりますと、去年1年間に酒を飲んで補導された少年少女は112人で、前の年から18人増えているということです。