鹿沼市茂呂の鹿沼市花木センターで、ルピナスおよそ3万本が見ごろとなり鮮やかな色とりどりの花が丘の斜面に咲き誇っています。

 ルピナスはマメ科の植物で、藤に似た小さな花が空に向かって咲き誇ることから、「昇り藤」とも呼ばれています。

 花木センターでは、7年前から敷地内の傾斜地を整備、ルピナスの丘と名付け去年(2022年)は、1万2千本が咲きました。今年は、鹿沼南校の生徒や一般のボランティアが参加し、去年を大きく上回るおよそ3万本を植栽、かつてないスケールの花畑となっています。

 いつもの年より1週間以上早く咲き始め、紫やピンク、白など色とりどりの花が8分咲きとなり、斜面一面を彩っています。

 本来は4月22日からの「花と緑のフェスタ」に合わせ公開する予定でしたが、ルピナスがほぼ満開となったため時期を早めました。

 連日多くの人が訪れて花々をバックに写真に撮ったり、風にそよぐ姿を眺めたりしています。

 花と緑のフェスタは、4月22日から5月7日までで、期間中はルピナスの丘のカフェを営業するなど、さまざまなイベントを行うほか、フォトコンテストも実施。フォトスポットとして「どこでもドア」などを4カ所に設置します。