第95回記念選抜高校野球でベスト8入りを果たした作新学院の選手と関係者が12日、県庁や宇都宮市役所で結果を報告しました。

 このうち県庁では草野晃伸キャプテンや磯圭太選手など6人が福田富一知事にベスト8を報告しました。

 作新学院は初戦となる2回戦の大分商業戦で8対6、3回戦の香川・英明戦では終盤に逆転に次ぐ逆転の好ゲームで9対8で打ち勝ちました。準々決勝の山梨学院戦には敗れましたが、磯選手は「2つのゲームで終盤粘り強く勝ち切ったことが大きい」と振り返りました。

 また小針崇宏監督が「監督以上にチームをまとめる」と絶賛する鈴木駿太郎マネージャーは大会期間中の3月27日に誕生日を迎え、「『駿の誕生日を宇都宮で迎えるわけにはいかない』と選手全員が頑張ったおかげで甲子園で誕生日を迎えることができた。人生にとってもいい思い出になった」とエピソードを披露しました。

 準々決勝、甲子園で応援した福田知事は「県民みんなで応援した。見事なベスト8でした」とナインをたたえました。