「茹でる」か「焼く」か?今さら人に聞けない…「最強のウインナーソーセージの調理法」試してみた♪【27万回再生】
茹でても焼いてもおいしいウインナーソーセージはわが家のストック食材のひとつ。筆者は焼くことが多いのですが、ボイル派もいますよね。果たしておいしい調理法は?と気になったので調べていたら、YouTubeの『COCOCOROチャンネル』で黄金の3分間ボイル超えの最強のウインナーの焼き方という動画を発見。黄金の3分間ボイル?それを超える焼き方?気になる2つの調理法を試して、比較してみることに。
【しかないレシピ】冷蔵庫にウインナーしかない!なので「丸ごとウインナーの炊き込みご飯」作ってみた♪
『COCOCOROチャンネル』の投稿者は料理人・大西哲也さん
『COCOCOROチャンネル』は登録者数約46万人のYouTube料理系チャンネルです。レシピ動画を投稿している大西哲也さんは、おいしい料理を楽しく、詳しく紹介することをモットーに、さまざまなレシピを投稿していますよ。
筆者が見つけたのは、最強のウインナーの焼き方という動画。大西さんがウインナーソーセージの焼き方をいろいろと試した結果、たどり着いたという料理法を紹介していました。
それは茹でるでも焼くでもない、茹で焼き。茹でると焼くのいいとこどりの調理法なら、とてもおいしくウインナーソーセージが焼けそうですね。
今回、使用するウインナーソーセージがこちら!
パリッとした歯ごたえとジューシーな豚肉のおいしさを味わえるウインナーソーセージ・シャウエッセン。黄金の3分間ボイルを提唱しているのがこのウインナーソーセージです。
メーカーの商品サイトを見てみると、外側の皮はやわらかい羊腸、中は粗びきの豚肉のみを使っているんですって。しかも肉から香辛料の配合まで、日本人好みの味わいになるようにこだわって作られているのだそう。
パッケージの裏側にはシャウエッセンをおいしく仕上げる調理法が書かれています。パリッ!とおいしく食べるにはボイルがおすすめとのこと。しかも、「黄金の3分間ボイル」と太字で強調されていますね。
筆者はパリッ!とさせるならフライパンで焼くに限ると思っていました。これは試してみる価値がありそう。
シャウエッセン公式「黄金の3分間ボイル」を試してみた!
1. お湯を沸騰させ、弱火にしてからウインナーソーセージを入れて3分間茹でます。
パッケージ通り、沸騰したお湯を弱火にしてから茹で始めました。時間は3分とのことなので、キッチンタイマーで計ります!
弱火なのでお湯はボコボコと波打たず、ウインナーソーセージがお風呂に入っているかのような穏やかさ。ボイルというと熱湯でぐらぐらと茹でるイメージがありましたが、違うのですね~。
3分間弱火で茹で終わったらザルに上げて湯切りしました。あっという間に調理完了!次は、大西さんおすすめの調理法でシャウエッセンを焼いてみましょう。
大西さん考案「最強のウインナーソーセージの焼き方」を試してみた!
1. テフロン加工のフライパンに油を引かずにウインナーソーセージを入れ、1/3が浸る程度の水を入れます。
今回は水を50ml入れるとウインナーソーセージの1/3が浸かる程度になりました。この状態ではまだ点火していませんよ。
2. 強火で転がしながら加熱します。
大西さんによるとフライパンは熱伝導率が低く、油を引いて焼く場合は、弱火でじっくりと焼くか、皮が焦げるくらいの強火で焼くかのどちらかでないと中までしっかりと温まらないのだそう。
少しの水を蒸発させながら焼くと中まで温まり、皮の中の豚肉の脂をしっかりと溶かして肉汁にすることが出来るんですって。
3. お湯がほぼなくなったら、弱火にして転がしながら焼き色が付くまで焼きます。
お湯がなくなるまでは2分くらいでした。今度は弱火でコロコロと表面を焼いていきます。強火のままだと皮が破けてしまうそうですよ。
大西さんはシャウエッセン公式の「黄金の3分間ボイル」は、豚肉の旨味が多少お湯に溶け出していると考察。この焼き方だと少量のお湯に旨味が溶けだしたとしても、ウインナーソーセージの表面にまとわせて戻すことが出来ると、説明していました。
弱火で転がしながら6分ほど焼くと、表面に焼き色が…!
「黄金の3分間ボイル」と「大西さん流の茹で焼き」を食べ比べしてみた!
筆者が気になったふた通りのウインナーソーセージの調理法。果たしてどんな違いがあるのでしょうか。でも実食の前に、加熱前のシャウエッセンの断面を見てみましょう。
【加熱前のウインナーソーセージ】
羊腸の中には豚肉がぎっしりと詰まっていますが、所々に白い脂が見えますよ。熱を加えていないので脂が溶けていない状態ですね。
ウインナーソーセージは調理済み食品なので、加熱していなくても食べられます。そこで味見してみると…。冷たくて、豚肉のおいしさやパリッとした皮の食感はまったく感じられません。やっぱり熱を加えたほうが格段においしいということが、わかります。
【黄金の3分間ボイル】
シャウエッセンおすすめの「黄金の3分間ボイル」で茹でたウインナーソーセージです。ぷっくりとしていておいしそうですよ。
断面はこんな感じで、中まで温まっています。歯ごたえはプリッとしていて、皮の感じもいい♪ 茹でているのでジューシーで、豚肉の旨味も感じます。ボイルしたウインナーソーセージという感じでおいしいですよ。
【大西さん流の茹で焼き】
こちらが大西さんおすすめの「茹で焼き」です。表面に焼き色が付いていて「黄金の3分間ボイル」よりも、表面がツヤツヤ。弱火のフライパンで皮を焼いているので、張りが出ていてパンパンに詰まっている印象を受けます。
また、水をほとんど使わずに調理したので、「黄金の3分間ボイル」よりも、ほんの少しだけ引き締まっているようにも感じます。
断面はこんな感じです。CMのように肉汁がじゅわ~っという感じではありませんでしたが、「黄金の3分間ボイル」の断面に比べると、やや肉汁っぽいつややかさがありました。
食べてみたら、何より皮の歯ごたえ感がパワフル♪ プリッではなく、ボリッという力強さがありますよ。そして皮に焼き色が付いている分、香ばしさもプラスされています!豚肉の味もこちらのほうが少し濃く感じ、水分を含んでいない分、豚肉の旨味をダイレクトに感じられるなと思いました。
「黄金の3分間ボイル」は穏やか♪「大西さん流茹で焼き」はパワフル!
画像左が「黄金の3分間ボイル」、右が「茹で焼き」したシャウエッセン。
今回はシャウエッセンを使って弱火で茹でる調理法と、少量のお湯で茹で焼きする調理法を試してみましたが、大差があったというレベルではなく、どちらもおいしく仕上がりました。
ただ食感、香りともに、「大西さん流の茹で焼き」のほうが、全体的に力強さを感じた結果に。一方、調理時間は「黄金の3分間ボイル」のほうが早く仕上がりました。
時と場合によって調理法を使い分けると、いつでもおいしいウインナーソーセージを食べられると思います。ポイントは豚肉の脂が溶けて肉汁になるよう、しっかりと中まで加熱することです。
気になった方はぜひ、両方の調理法を試してみてくださいね。
【しかないレシピ】冷蔵庫にウインナーしかない!なので「丸ごとウインナーの炊き込みご飯」作ってみた♪
『COCOCOROチャンネル』の投稿者は料理人・大西哲也さん
『COCOCOROチャンネル』は登録者数約46万人のYouTube料理系チャンネルです。レシピ動画を投稿している大西哲也さんは、おいしい料理を楽しく、詳しく紹介することをモットーに、さまざまなレシピを投稿していますよ。
筆者が見つけたのは、最強のウインナーの焼き方という動画。大西さんがウインナーソーセージの焼き方をいろいろと試した結果、たどり着いたという料理法を紹介していました。
それは茹でるでも焼くでもない、茹で焼き。茹でると焼くのいいとこどりの調理法なら、とてもおいしくウインナーソーセージが焼けそうですね。
今回、使用するウインナーソーセージがこちら!
パリッとした歯ごたえとジューシーな豚肉のおいしさを味わえるウインナーソーセージ・シャウエッセン。黄金の3分間ボイルを提唱しているのがこのウインナーソーセージです。
メーカーの商品サイトを見てみると、外側の皮はやわらかい羊腸、中は粗びきの豚肉のみを使っているんですって。しかも肉から香辛料の配合まで、日本人好みの味わいになるようにこだわって作られているのだそう。
パッケージの裏側にはシャウエッセンをおいしく仕上げる調理法が書かれています。パリッ!とおいしく食べるにはボイルがおすすめとのこと。しかも、「黄金の3分間ボイル」と太字で強調されていますね。
筆者はパリッ!とさせるならフライパンで焼くに限ると思っていました。これは試してみる価値がありそう。
シャウエッセン公式「黄金の3分間ボイル」を試してみた!
1. お湯を沸騰させ、弱火にしてからウインナーソーセージを入れて3分間茹でます。
パッケージ通り、沸騰したお湯を弱火にしてから茹で始めました。時間は3分とのことなので、キッチンタイマーで計ります!
弱火なのでお湯はボコボコと波打たず、ウインナーソーセージがお風呂に入っているかのような穏やかさ。ボイルというと熱湯でぐらぐらと茹でるイメージがありましたが、違うのですね~。
3分間弱火で茹で終わったらザルに上げて湯切りしました。あっという間に調理完了!次は、大西さんおすすめの調理法でシャウエッセンを焼いてみましょう。
大西さん考案「最強のウインナーソーセージの焼き方」を試してみた!
1. テフロン加工のフライパンに油を引かずにウインナーソーセージを入れ、1/3が浸る程度の水を入れます。
今回は水を50ml入れるとウインナーソーセージの1/3が浸かる程度になりました。この状態ではまだ点火していませんよ。
2. 強火で転がしながら加熱します。
大西さんによるとフライパンは熱伝導率が低く、油を引いて焼く場合は、弱火でじっくりと焼くか、皮が焦げるくらいの強火で焼くかのどちらかでないと中までしっかりと温まらないのだそう。
少しの水を蒸発させながら焼くと中まで温まり、皮の中の豚肉の脂をしっかりと溶かして肉汁にすることが出来るんですって。
3. お湯がほぼなくなったら、弱火にして転がしながら焼き色が付くまで焼きます。
お湯がなくなるまでは2分くらいでした。今度は弱火でコロコロと表面を焼いていきます。強火のままだと皮が破けてしまうそうですよ。
大西さんはシャウエッセン公式の「黄金の3分間ボイル」は、豚肉の旨味が多少お湯に溶け出していると考察。この焼き方だと少量のお湯に旨味が溶けだしたとしても、ウインナーソーセージの表面にまとわせて戻すことが出来ると、説明していました。
弱火で転がしながら6分ほど焼くと、表面に焼き色が…!
「黄金の3分間ボイル」と「大西さん流の茹で焼き」を食べ比べしてみた!
筆者が気になったふた通りのウインナーソーセージの調理法。果たしてどんな違いがあるのでしょうか。でも実食の前に、加熱前のシャウエッセンの断面を見てみましょう。
【加熱前のウインナーソーセージ】
羊腸の中には豚肉がぎっしりと詰まっていますが、所々に白い脂が見えますよ。熱を加えていないので脂が溶けていない状態ですね。
ウインナーソーセージは調理済み食品なので、加熱していなくても食べられます。そこで味見してみると…。冷たくて、豚肉のおいしさやパリッとした皮の食感はまったく感じられません。やっぱり熱を加えたほうが格段においしいということが、わかります。
【黄金の3分間ボイル】
シャウエッセンおすすめの「黄金の3分間ボイル」で茹でたウインナーソーセージです。ぷっくりとしていておいしそうですよ。
断面はこんな感じで、中まで温まっています。歯ごたえはプリッとしていて、皮の感じもいい♪ 茹でているのでジューシーで、豚肉の旨味も感じます。ボイルしたウインナーソーセージという感じでおいしいですよ。
【大西さん流の茹で焼き】
こちらが大西さんおすすめの「茹で焼き」です。表面に焼き色が付いていて「黄金の3分間ボイル」よりも、表面がツヤツヤ。弱火のフライパンで皮を焼いているので、張りが出ていてパンパンに詰まっている印象を受けます。
また、水をほとんど使わずに調理したので、「黄金の3分間ボイル」よりも、ほんの少しだけ引き締まっているようにも感じます。
断面はこんな感じです。CMのように肉汁がじゅわ~っという感じではありませんでしたが、「黄金の3分間ボイル」の断面に比べると、やや肉汁っぽいつややかさがありました。
食べてみたら、何より皮の歯ごたえ感がパワフル♪ プリッではなく、ボリッという力強さがありますよ。そして皮に焼き色が付いている分、香ばしさもプラスされています!豚肉の味もこちらのほうが少し濃く感じ、水分を含んでいない分、豚肉の旨味をダイレクトに感じられるなと思いました。
「黄金の3分間ボイル」は穏やか♪「大西さん流茹で焼き」はパワフル!
画像左が「黄金の3分間ボイル」、右が「茹で焼き」したシャウエッセン。
今回はシャウエッセンを使って弱火で茹でる調理法と、少量のお湯で茹で焼きする調理法を試してみましたが、大差があったというレベルではなく、どちらもおいしく仕上がりました。
ただ食感、香りともに、「大西さん流の茹で焼き」のほうが、全体的に力強さを感じた結果に。一方、調理時間は「黄金の3分間ボイル」のほうが早く仕上がりました。
時と場合によって調理法を使い分けると、いつでもおいしいウインナーソーセージを食べられると思います。ポイントは豚肉の脂が溶けて肉汁になるよう、しっかりと中まで加熱することです。
気になった方はぜひ、両方の調理法を試してみてくださいね。