(C)スポニチ

写真拡大

 26日、中山競馬場で行われたG3・マーチステークスは、大接戦の末、写真判定となりハヤブサナンデクンがハナ差でV。重賞初制覇を飾った。

マーチS、勝利ジョッキーコメント
1着 ハヤブサナンデクン
津村明秀騎手
「帰ってくるまで勝ったかどうか分からなかったです。センスの良い馬なので、上手く流れに乗れるということだったので、人気馬を見ながら良い位置で運べました。本当にフットワークの良い馬で、こういう馬場も気にしなかったんですけど、ちょっと4コーナーのところだけフワッとした分、置いて行かれてヒヤッとしましたけど、最後よく届いてくれました。(フワッとしたというのは具体的にどういう感覚だったんでしょうか?)ちょっと気を抜くところがあるって聞いていたので、そういうところが出たんだと思います。まだまだフレッシュな感じで馬も元気いっぱいなので、これからまだまだ頑張ってくれると思います。こんな悪い天気の中来てくださったファンの皆さんに、良い競馬をもっと届けたいので、これからも応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 26日、中山競馬場で行われた11R・マーチステークス(G3・4歳上オープン・ハンデ・ダ1800m)は、津村明秀騎乗の5番人気、ハヤブサナンデクン(牡7・栗東・吉村圭司)が勝利した。ハナ差の2着に1番人気のウィリアムバローズ(牡5・栗東・上村洋行)、3着にキタノヴィジョン(牡6・美浦・萱野浩二)が入った。勝ちタイムは1:51.4(不良)。

 2番人気で横山典弘騎乗、ハピ(牡4・栗東・大久保龍志)は7着、3番人気で菅原明良騎乗、ヴァルツァーシャル(牡4・美浦・高木登)は16着敗退。

【三宮S】ハヤブサナンデクンが6馬身差の圧勝

完全に並んでゴール

 5番人気に支持された津村明秀騎乗、ハヤブサナンデクンが嬉しい重賞初制覇を飾った。直線では見応えのある追い比べを展開。先に抜け出したウィリアムバローズを目掛けてハヤブサナンデクンが猛追。坂を登って完全に並んだ馬体は、互いに譲ることなくそのままゴール。写真判定の結果、ハヤブサナンデクンに軍配が上がった。

ハヤブサナンデクン 21戦6勝
(牡7・栗東・吉村圭司)
父:ゴールドアリュール
母:ホワイトクルーザー
母父:クロフネ
馬主:武田修
生産者:グランド牧場

【全着順】
1着 ハヤブサナンデクン
2着 ウィリアムバローズ
3着 キタノヴィジョン
4着 ロードヴァレンチ
5着 カフジオクタゴン
6着 ホウオウルバン
7着 ハピ
8着 ダノンスプレンダー
9着 カテドラル
10着 ケンシンコウ
11着 ゲンパチルシファー
12着 プリティーチャンス
13着 ダノンファラオ
14着 サンライズホープ
15着 デルマルーヴル
16着 ヴァルツァーシャル