被爆者団体ら抗議 海自と米海軍 広島湾での共同訓練
広島湾で海上自衛隊とアメリカ海軍との共同訓練のはじめての実施発表を受け被爆者団体などが訓練の中止を求めるよう要請しました。
広島湾での共同訓練は海上自衛隊呉基地所属の輸送艦「おおすみ」などが参加してアメリカ海軍との連携強化を目的に27日から来月12日までの間に行われます。
24日、被爆者団体など5団体は県庁を訪れ県から国に対して訓練の中止を求めるよう申し入れました。
県被団協 佐久間邦彦理事長「びっくりした。広島湾でこんなことが行われるのは信じられませんでした。(平和を訴える)被爆地広島にはふさわしくないと思う」
県では計画の詳細は把握できないとして、中国四国防衛局に対し事故が起こらないよう安全対策の徹底を要望しているということです。