浴槽の湯に直接被せるだけ!「アルミ保温シート」を使ったら…お風呂の温度は何℃下がったか?【節電実証実験】

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わたしはお風呂が大好き♡毎日湯舟にしっかり浸かりたいのですが、気になるのが家族でお風呂に入る時間がバラバラなこと。冷める度に追い焚きを繰り返していたら、ガス代がもう大変なことになりそうです。今はガス料金も上がっていることだし、できるだけ湯舟の温度が下がらない手だてがあったなら…。その願い、叶うかもしれません。100均で見つけたこの「アルミ保温シート」で。どこまで温度をキープ出来るのか、実験してみました!

【冷え性の裏ワザ】最新説「カイロを貼るなら肘」って…ホント⁉手先の温度や体感温度の変化を正直レポ

風呂のお湯が冷めるのは自然の摂理…でも抗いたい!

普通、浴槽にはフタをしていると思いますが、それでも寒い時期はどんどんお湯が冷めてしまいますよね。
お湯に浸かっている時でさえ、温度が下がっていくのを体感できるのが今の季節です。
そんな自然の摂理に抗おうと(笑)、開発されたのがこちらの商品。
調べてみたら、他の100均でも販売されているようなので、お近くのお店を覗いてみてください。

こちらはアルミ保温シート。キャン★ドゥの商品です。



こちらが、わが家のお風呂に買ってきたままの「アルミ保温シート」を被せた状態です。

大き過ぎてはみ出していますね。商品の寸法はおよそ70×120㎝。
結構大きいので、広めのバスタブにも使えると思います。

「アルミ保温シート」の使い方は簡単!「切って被せる」の2ステップ!



はみ出した部分をカットして、改めて被せるのですが…



惜しい!ちょっと大きかったかも!

ただ、お湯がはみ出るよりはいいかということで、画像のように縁をちょっと折るようにして強引に合わせてみました。

それでは、このアルミ保温シートがわが家のお風呂のお湯をどれだけ暖かく保ってくれるかを検証していきます。

検証1:「フタなし×アルミ保温シートなし」

完全に吹きさらしと言いますか、これは温度下がりますよね。



最初の温度:40℃
ここから1時間放置しますと…



36℃強。ガクンと下がっています。
平熱の体温が大体36℃~37℃であることを考えると、これはもう体感はお湯ではありません。

さらに1時間放置してみます。



34℃。
温水プールが大体30℃で設定されているらしいので、それよりはやや温かい程度。こんなお風呂じゃ風邪を引きます。

2時間で-6℃。
ここから新たに家族の誰かが入るとして、追い焚きするとなると、ガス代がかなりかかりそうですよね。

検証2:「フタあり×アルミ保温シートなし」

ほとんどの家庭がこうしていますよね。いつものわが家です。



これも40℃からスタート。
1時間待ちます。



38℃くらいでしょうか。
-2℃。うむむ。下がっていますね。
あっつい風呂が好きなわたしとしては、この時点で我慢の限界です。わたしが入っている時なら速攻で追い焚きです。

さらに1時間待ちます。



36℃。
体温より低いお風呂なんて入ってられません。

2時間で-4℃。
何もしないよりはマシでしょうか。
それにしてもフタよ、お前にはもう少し期待していたぞ。

検証3:「フタなし×アルミ保温シートあり」

いよいよアルミ保温シートの実力を試します。



まずは40℃スタート。
風呂にシートのみを被せて、1時間後に測ります。



38℃よりやや上!
2℃弱下がっていますね。
さらにもう1時間待ってみます・



38℃!
つまり1時間前からほとんど下がっていないってこと!
2時間で-2℃。及第点です。

検証4:「フタあり×アルミ保温シートあり」

鉄壁の要塞、とでも言いましょうか。死角無し。問答無用でお湯を守ります。



40℃スタートです。
1時間後にまた測ります。



おっと⁉︎ 40℃にやや届かない感じですが、39℃と言うには憚られる温度。
さらに1時間待ってみましょう。



38℃!
これも2時間で-2℃です。
わたしの限界はここですが、2時間持ち堪えてくれました。

風呂のお湯は、ここまですれば守られる!

ちなみにガス代の話をすると…
「ガス屋の窓口」というサイトによると、一回の追い焚きはおよそ22.2円(プロパンガス)くらいかかるそうです。
なぁんだ、それくらいなんだ、と思われるかもしれませんが、これが毎日必要だったり、家族の人数が多かったりすると、チリも積もればなんとやら。
毎日1回追い焚きしたら1年で8,103円。
たとえば4人家族で最初の人以降全員追い焚きをしたら、年間24,309円です。
これは大きい。追い焚きしなくていいならそっちの方がいいですよね。

ちなみに同サイトによると、足し湯(20L)が21.2円。
浴槽の湯量によって使い分けが必要ですが、足し湯という選択肢もあります。

アルミ保温シートで入浴もお財布も心地よく!

今回の実験で、個人的には「風呂に入っていない時」よりも「風呂に入っている時」アルミ保温シートのありがたみを感じました。
アルミ保温シートは折り曲げも出来ますので、シートを被せたまま端だけめくって入浴することも出来ます。

こうすると、長めの入浴でも途中でお湯が冷めず、最後までしっかり温もることが出来るんです。

お湯が冷めるのが早い!とお困りの方は、一度このアルミ保温シートをお試しください。