世羅町で今シーズン県内で6例目となる鳥インフルエンザが確認され、県は鶏の殺処分など防疫作業を進めています。

県によりますと20日、世羅町の養鶏場から「死ぬ鶏の数が増えている」と通報があり、検体を採取して検査したところ、21日に「H5亜型」の遺伝子を確認したということです。

この養鶏場では飼育中の約12万8千羽の殺処分や施設の消毒が始まりました。

周辺の養鶏場のニワトリや卵については3キロ圏内で移動を制限し、10キロ圏内で搬出を制限しています。

また車の消毒はあらたに世羅町の1カ所を追加して、世羅町・三次市・東広島市のあわせて7か所で24時間態勢で行われています。