靖国参拝、小泉内閣からも
「終戦61年」となる15日の東京都千代田区の靖国神社には、朝のうちに参拝を終えた小泉純一郎首相に続き、沓掛哲男防災担当相はじめ小泉内閣のメンバーも相次いで姿を見せた。
午後4時30分までに閣僚級では沓掛大臣のみにとどまったが、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・瓦力元防衛庁長官)として15日午前に訪れた桜田義孝(内閣府)、西野あきら(経済産業)、中野清(厚生労働)の 3副大臣、竹下亘(環境)、有村治子(文部科学)、山谷えり子(内閣府)の 3政務官が訪れた。
午後1時15分に到着した沓掛大臣は10分ほど参拝した後、記者団に「御国 (みくに)のために尊い命をささげられた方々に、心から哀悼の意を表し、二度とこういう悲惨なことがおきないよう、不戦の誓いをした」と述べ、公的か私的かを問われると「日本人としてお参りに来た」と話した。
国会議員も相次いで参拝。超党派でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」では、自民党52人、民主党2人など計56人(衆院34人、参院22人) が昇殿した。「平和を願い真の国益を考え靖国神社参拝を支持する若手国会議員の会(平和靖国議連)」の今津寛会長ら3議員、同党新人でつくる「伝統と創造の会」の稲田朋美会長らも訪れた。
瓦会長は境内で開いた記者会見で、小泉純一郎首相の参拝について「私たちの願望に応えてもらい、御礼を申し上げたい」とし、中韓両国の反応に対しては 「首相が、亡くなられた方への尊崇の念でお参りしていることは承知してもらえると思う」との認識を語った。
石原慎太郎東京都知事も午後0時半ごろ、2000年以来7年連続で参拝。降殿後、記者団の呼びかけには応じず、境内を後にした。【了】
午後4時30分までに閣僚級では沓掛大臣のみにとどまったが、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・瓦力元防衛庁長官)として15日午前に訪れた桜田義孝(内閣府)、西野あきら(経済産業)、中野清(厚生労働)の 3副大臣、竹下亘(環境)、有村治子(文部科学)、山谷えり子(内閣府)の 3政務官が訪れた。
国会議員も相次いで参拝。超党派でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」では、自民党52人、民主党2人など計56人(衆院34人、参院22人) が昇殿した。「平和を願い真の国益を考え靖国神社参拝を支持する若手国会議員の会(平和靖国議連)」の今津寛会長ら3議員、同党新人でつくる「伝統と創造の会」の稲田朋美会長らも訪れた。
瓦会長は境内で開いた記者会見で、小泉純一郎首相の参拝について「私たちの願望に応えてもらい、御礼を申し上げたい」とし、中韓両国の反応に対しては 「首相が、亡くなられた方への尊崇の念でお参りしていることは承知してもらえると思う」との認識を語った。
石原慎太郎東京都知事も午後0時半ごろ、2000年以来7年連続で参拝。降殿後、記者団の呼びかけには応じず、境内を後にした。【了】