Redmi Padは4万円前後で目にも優しく、高コスパディスプレイの10インチタブレット

写真拡大 (全8枚)

リモートワークの普及でノートパソコンの需要が上がる一方で、タブレット市場が縮小していました。

リモートワーク特需でのノートパソコン普及が一段落した現在は、
タブレットの有用性が再注目されており、各社から新機種がリリースされています。

スマートフォンでコスパの良いモデルをリリースしているXiaomiも、新型タブレット「Redmi Pad」をリリースしましたので紹介します。


「Redmi Pad」パッケージ



「Redmi Pad」同梱物


「Redmi Pad」は、
ディスプレイが10.61インチ(IPS液晶タブレット、解像度は1200×2000、2K)、OSがMIUI 13 for Pad(Android 12をベース)のタブレットです。
軽量アルミボディで、大きさは250.38×157.98×7.05(mm)、重さ445g。
本体カラーは3色(ミントグリーン、グラファイトグレー、ムーンライトシルバー)です。


「Redmi Pad」本体



「Redmi Pad」背面(ミントグリーン)


CPUは、MediaTek Helio G99(6nmプロセス、周波数最大2.2GHz)を搭載。
カメラは、リアカメラ、フロントカメラ共に800万画素。
メモリは、3GB(ストレージ64GB)と4GB(ストレージ128GB)の2種類のモデルを用意。いずれもmicroSDカードに対応しています。
通信はWi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth(5.3)で、SIMによるモバイル通信には対応していません。
バッテリー容量は、8000mAh(急速充電18W対応)。
クアッドスピーカー(Dolby Atmos対応)、USB-Cポートを搭載しています。


「Redmi Pad」側面(USB-Cポート、クアッドスピーカー)


Redmi Padの特徴としては、
ディスプレイに目に優しい機能が搭載されていることです。
低ブルーライトディスプレイにて、「読書モード」を利用することで、暖色系に切り替えてブルーライト量を減らすことができます。

これは大型ディスプレイのタブレットを利用して、目の疲れを感じる方にはお勧めの機能です。また、「読書モード」の「ペーパー」モードでは、背景に紙のテクスチャが追加されて、紙を読んでいるようなディスプレイになり、目の疲労を和らげることができます。


読書モードの選択画面


使用感としては、
MediaTek Helio G99はAntutu Benchmarkで30万台のスコア。
ミドルレンジのスペックで快適に動作します。
メモリが3GBと4GBと少な目なため、複数のアプリの操作ではもたつくシーンはありますが、通常利用では特に問題なくスムーズに動きます。
なお、3GBモデルでは、Androidの機能の「画面分割」が利用できませんので、複数アプリを同時に利用されたい方には4GBモデルを選択しましょう。


長時間バッテリー



アプリChromeの表示例


スマートフォンやノートパソコンを利用しているユーザーが、次の端末としてタブレットを選択する際、Redmi Padは、
10インチサイズのタブレットとしては軽量薄型、視認性の良いディスプレイ、長時間の稼働が可能で、価格も4万円前後とコスパの良い端末になっています。




執筆 伊藤浩一