【▲打ち上げ直後の長征4Cロケット(Credit: CASC)】


中国は日本時間2022年9月3日に、中国国営企業が開発した「長征4C」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた人工衛星は無事に軌道へ投入されたことが、複数の中国メディアが報じています。


打ち上げに関する情報は以下の通りです。


■長征4C(CZ4C Y52)

打ち上げ日時:日本時間2022年9月3日8時44分【成功】
発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
ペイロード:遥感33号02組(Yaogan 33 Group 02)


遥感33号02組は、中国の地球観測衛星「遥感」シリーズです。2022年7月と8月に打ち上げられた遥感35号などの「科学試験や国土資源調査、農作物の収穫予測、災害対策などの分野」の目的とは異なり、中国政府が運用する軍事偵察衛星との指摘もありますが、詳細は明らかにされていません。


なお、長征ロケットシリーズは今回で435回目の打ち上げとなりました。



 


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Image Credit: CASC我们的太空(Weibo)

文/sorae編集部 速報班