9月14日には27thシングルのリリース、9月27日〜30日にはグランキューブ大阪にて12周年記念ライブも控えるNMB48。そんなNMB48が、新たな飛躍の原石を求める「NMB48第9期生オーディション」の開催を決定した。


今回は大センパイメンバー上西怜、新澤菜央、山本望叶の3人に、第9期生オーディション応募者にはどのようなことを期待しているのか、自身のオーディション時を振り返るとどのような心境だったのかなど、オーディションにまつわるエピソードを中心に語ってもらった。



――まずはTIF(Tokyo Idol Festival 2022)でのパフォーマンスが熱い盛り上がりとなりました。みなさんご感想などいかがですか?

上西怜

まずは、TIFに呼んで頂けて嬉しかったです。

入場制限なしで多くの方に見て頂ける屋外ステージに立たせて頂くと、奥の奥にいるファンの方の表情まで見えるんです。

ペンライトを振ってくださる姿や、手拍子を送ってくださる姿。そういった楽しんでくださる様子が見えて最高でした。

「僕らのユリイカ」のイントロが流れた時には、会場のどよめきが感じられ、「フェスだな〜!」という気持ちになりました。


山本望叶

屋外でのTIF。NMB48としては3年ぶりですし、私は2回目です。

ステージを体験して思いました。

「やっぱりアイドルフェスっていいな」って。


新澤菜央

何と言っても、お客さんの盛り上がりが熱くて。

久々の一体感が感じられました。

あのテンションを肌で感じ、こちらもテンションが上がりました。


――山本さんは「blt graph.vol.81」で雰囲気タップリの撮影に挑まれていますが、撮影はいかがでしたか?

山本望叶

自然豊かなところでの撮影だったので、リラックスして挑むことが出来ました。

何故か地元に帰ったような安心感がありました。


――上西さんは「BOMB」9月号の通常版表紙や「S kawaii」レギュラーモデル加入など夢だったモデル活動が順調ですが、ご自身では現状をどのようにご覧になっていますか?

上西怜

「S kawaii」モデルのレギュラー、本当に嬉しいです。

ずっとモデルをやりたいと思っていたんですが、私にはグラビアのお仕事が多かったんです。

グラビアのお仕事を楽しみながら、なんとなく「私に求められているものはグラビアなのかな?」という気持ちでいたんですが…。

これからは、モデル活動をしていけます。

今までやってきたたことの全てが繋がった結果なんだよと多くの方に思って頂けるよう頑張ります。

私自身もこれからが楽しみです。


――新澤さんはお誕生日おめでとうございました。「Ray」専属モデル就任も発表されましたね。

新澤菜央

ありがとうございます。

せっかく皆さんが「Ray」専属モデルという夢を叶えてくださったので、私もモデル活動を増やしていきたいと思っています。


――どんな24歳にしていきたいですか?

新澤菜央

24歳はモデルとしての活動開始の年にしたいです。

モデルの仕事と言っても、雑誌に載るだけではなく、メディアを跨いだ活動、イベントでランウェイを歩いたりと色んなことに挑戦していけたらと思っています。


――そしてNMB48の第9期生オーディション開催とのことですが、9期生にはどのような期待を寄せていますか?

新澤菜央

私は「アイドル」にこだわりがない方でも、とにかくやる気と熱い心があればそれだけで十分だと思っています。

少しでも興味があったら是非ご応募ください。


山本望叶

私がNMB48に入って思ったのが、「アイドルに向いてる人っているんだな」ということです。

私は違うので正直向いていない気がしているんです。

なので…、移動中に寝れる方、アイドルに向いてると思うので是非ご応募ください。


一同:

(笑)。


――これは名回答ですね!逆に移動中寝れないとダメですか?

山本望叶

新幹線で移動することも多くて。

なので、移動中寝れる人は絶対アイドルに向いていると思います!


――少しハードル上がってしまいましたが、上西さんはいかがですか?

上西怜

どんな状況でも…、大喜利に答えられる人材!


一同:

さすが(笑)。


――9期生オーディション開催にあたり、現状のNMB48の強みと、今後強化したい部分を教えてください。

上西怜

凪咲(渋谷凪咲)みたいに皆がNMB48以外での活動や、お笑いに貪欲です。

それでもメンバーの一人一人がバラバラということは全くないんです。

ライブでもリハ時間がキツキツだったり、しっかり時間が取れない場合もあるんですが、そんな時も短い時間で全員が「ダンス合わせるよ!」と一瞬で団結できるんです。

なので、笑いとパフォーマンスに貪欲というのがNMB48の強みですね。

強化していきたいところは、一人一人がNMB48以外で活躍できる場をもっと広げることです。

みんな一人で活躍できる実力をもっているので、それを貪欲に活かしていきたいです。

――ご自身のオーディション時を振り返るとどのようなことを思い出されますか?

上西怜

私はモデルになりたくて色んなアイドルオーディションやモデルオーディションを受けていたんですが、中学3年生で進路を決めている時にNMB48の5期生オーディションに受かりました。

これはお姉ちゃん(上西恵)に憧れて受けたものだったんですが、受かった時は全く実感が湧かなくて…。

お披露目ステージでのパフォーマンスで初めて実感が湧いた気がしています。

その時、お姉ちゃんが見てくれていたんですが、「めちゃめちゃ楽しそうに踊ってたよ!」って言ってくれて嬉しかったのを思い出します。

ステージからファンの皆さんを見て、NMB48の一員になれてよかったと思えました。


山本望叶

当時、ずっとアイドルになりたくて色んなオーディションを受け続けていました。

それまでは凄く暗い生活を送っていたんです。

それだけにキラキラした世界に憧れていたんだと思います。

私の地元は山口県なんですが、大阪の雰囲気が好きだったんですよ。面白い人が多くて、人もあったかくて、いいじゃないですか。なので、大阪に根差したアイドルオーディションということで、NMB48のオーディションに応募したことを思い出します。


新澤菜央

私は「何かになりたい」と思ったことのない人生、「なんとなくこういう感じなのかな」という人生を送っていたので、少し進路に迷っていたんです。

そんな時、吉田朱里さんのYouTubeに出会ったんです。

見た瞬間に「こういうスタイルで仕事がしてみたい!」と興味を持つようになり、NMB48のオーディションを受けることにしました。

これまで何かに選ばれたり表彰されたりという特別なことはなかったので、受かった時は「まさか自分が!?」という驚きと嬉しさでいっぱいでした。


――みなさんご自身がNMB48に入られた際、優しかったセンパイはどなたになりますか?

山本望叶

吉田朱里さんですね。

私が入った時からずっと「顔がカワイイ子が入ってきた!」って可愛がってくださって。


上西怜

私は川上礼奈さんですね。礼奈さんはお姉ちゃんと仲が良かったので、お泊りに行かせて頂いたり、アイドルとしての注意点を教えてもらったり、本当の妹のように可愛がってもらいました。


新澤菜央

私は石田優美さんです。

研究生公演の時に私のことをカワイイと思って下さったそうで。

休憩時間ごとに話しかけてくださったんですが…。

当時は、それが「呼び出しなのかな!?」って怖くて!


一同:

(笑)。


新澤菜央

今考えると、めちゃくちゃ優しくして頂けてるのに何故か当時は怖がってましたね〜(笑)。



――9期メンバーが入って来た際にはみなさんも優しいセンパイになってあげてください!さて、9月27日から30日までの4日間、グランキューブ大阪でNMB48結成12周年コンサートが予定されているわけですが、どのようなコンサートになりそうでしょうか。

上西怜

グランキューブ大阪は素敵な会場ですが、昨年の周年イベントより小さめな会場でもあるんです。少し悔しい気持ちをそれぞれが抱えていたりもします。

でも、NMB48はこういった苦境といえる状況に陥った時、より一層団結して強くなれるので、今までで一番熱く、これまで以上にファンのみなさんが「これからのNMB48」を楽しみに出来るようなイベントにしたいと思っています。


――NMB48は12周年を迎えるわけですが、ご自身のNMB48としての活動を振り返られていかがですか?

上西怜

NMB48に入った当初、私は上西恵の妹という扱いだったので、早く「妹」という名前を振り払おうと考えていました。

でも、走り続けているうちに、いつの間にか「妹」ということは言われなくなっていましたし、私自身も「自分のために活動している」と思えるようになっていました。

これまでの活動では、ファンのみんなと一緒に「写真集を出したい!」ですとか、やりたいことを口に出してドンドン形にしていくことが出来ました。

これからも、もっと力を付けて、もっと口に出して、もっと色んな活動をしていきたいと思っています。


山本望叶

私は活動の中で逃げ出したくなるような時もありました。

でも、NAMBATTLE 2では皆さんが沢山応援してくださり6位という結果を頂きました。

振り返るとどんな時でも応援してくれる皆さんが、たくさんの愛をくださるんです。

その愛に触れると、逃げずに頑張ろうと思えます。


新澤菜央

NMB48メンバーとして活動を始めた頃は、自分の目標とか夢に向かって突き進んでいる感じがしていたんですが、これまでの活動を振り返ると自信を無くし、挫折するタイミングもありました。

最近では選抜に選んで頂けたり、応援して下さる皆さんのおかげで自信を取り戻すことができました。

今は、これまでの活動の中で一番熱い気持ちを持っていると思うので、貪欲に頑張っていければと思っています。


――みなさんの思いも熱いですが、昨今では暑い夏が続いています。夏の思い出と言えば何を思い出されますか?

上西怜

私は滋賀県出身なので、夏と言えば「イナズマロックフェス」なんです!

以前にはNMBもイナズマロックフェスに出演させて頂いているので、私の中では「もう一度イナズマロックフェスにNMBで出れたら!」という思いがあります。


山本望叶

夏と言えばお祭りなんですが、最近は全然お祭りに行けてなくて…。

なので、大阪のお祭りに行きたいですね。かなり行きたいです。


新澤菜央

もう私の中で最近の夏と言えば…、フェス!というイメージですね。

フェスは本当に夏を感じますし、夏を実感出来るんです。

なので、夏を感じる、夏の思い出と言えば、フェス参加のライブですね!


――それでは最後になりますが、NMB48第9期生オーディションのアピールをよろしくお願いいたします。

上西怜

自信がないよという方も、ここで自信を付けることが出来ると思います。

ちょっとでもアイドルに興味がある方、芸能界のお仕事をやってみたいなという気持ちのある方。

是非一度NMB48のオーディションを受けてみて欲しいと思っています。

アイドルが夢という方だけでなく、「夢の通り道」として考えている方も大歓迎です。

お笑いにも貪欲で熱い方!お待ちしておりますので、是非ご応募ください。



【NMB48第9期生オーディション】

オーディション募集資格は、2022年8月21日時点で満11歳から満22歳までの女性。

経験は不問。合格した時点でNMB48運営会社と専属所属契約ができることが条件。

WEB応募は8月21日23時59分締め切り、郵送での応募は8月21日必着。

【NMB48 12th Anniversary LIVE】

9/27(火)〜9/30(金) 4日間5公演、グランキューブ大阪にて開催。詳しくはNMB48オフィシャルHPまで。

【NMB48 27枚目のシングル「好きだ虫」】

川上千尋センター曲が9月21日に発売決定。詳しくはNMB48 オフィシャルHPまで。