新東名・東名ダブル通行止めに 台風の影響 高速道路で拡大
“広域迂回”が呼びかけられています。
新東名・東名・東北道が通行止め
2022年8月13日18時現在、台風8号と北日本の大雨の影響で、高速道路に大きな影響が発生しています。現時点の通行止め区間は次のとおり。
東名と国道1号が並行する静岡・さった峠付近。東名は通行止め(画像:静岡国道事務所)。
・新東名高速 新富士IC〜藤枝岡部IC
・東名高速 富士IC〜清水IC
・清水連絡路(東名〜新東名) 清水JCT〜新清水JCT
・中部横断道 富沢IC〜新清水JCT
このほかNEXCO管轄以外の道路では、箱根ターンパイクや熱海ビーチラインなども通行止めです。東名などと並行する国道1号はいまのところ通行止めにはなっていません。
東名・新東名ともに通行止めであることから、NEXCO中日本は東海と関東の行き来に中央道への迂回を呼びかけています。
なお、NEXCO東日本も、千葉県内の圏央道や茨城県内の東関東道、東京湾アクアラインなどで通行止めの可能性があると発表しています。
また東北では、長引く雨の影響で次の区間が通行止めです。
・東北道 十和田IC〜碇ヶ関IC
・日本海東北道 仁賀保IC〜大内JCT
東北道の秋田県内では土砂崩れが発生しており、通行止めが長期化する見込みです。並行する国道も通行止めや規制がかかっていることから、NEXCO東日本は青森〜仙台方面の行き来に、八戸方面への迂回を呼びかけています。
このほか、北陸道下り線の敦賀IC→今庄IC間も、土砂流入のため通行止めが続いています。
今後、通行止め区間は拡大する可能性があります。NEXCO中日本などは、「広域迂回路のご利用を検討いただくとともに、お出かけ前に今後の気象予測や道路交通情報をご確認ください」としています。