只見線の並行道路「六十里越」7か月ぶり全線通行再開 雪崩で橋流出 20年前の“旧道”迂回
冬季閉鎖から開通できずにいました。
新潟へ抜けられる!国道252号復旧
福島〜新潟県境ルートのひとつ、国道252号(六十里越)が2022年7月10日(日)、7か月ぶりに再開通しました。
雪崩で流出した国道252号あいよし橋(画像:福島県)。
JR只見線に並行する福島県只見町〜新潟県魚沼市の県境付近は、昨年12月より冬季閉鎖となっていましたが、今年3月、途中の「あいよし橋」が雪崩で流出、付近の出逢橋も損傷していることが確認されました。このため春になっても開通できない状態が続いていました。
福島県は再開にあたり、2002(平成14)年にあいよし橋の開通で使われなくなった山側の旧道を迂回路として利用する方針を固め、舗装の補修やガードレールの再設置などを進めるとともに、出逢橋については損傷部分を回避して1車線を利用することで、今回の再開通に至りました。
このため、2橋を含む雪崩被害の区間(約500m)は片側交互通行になっているほか、ここを含む7.38kmの区間については、当面のあいだ、夜間(19〜翌朝6時)通行止めとなります。