「日本一忙しい地下鉄」に変化です。

朝の最大30本/h運転も削減


銀座線は大幅減便となる(画像:東京メトロ)。

 東京メトロは2022年7月7日(木)、減便を中心とするダイヤ改正を8月に実施すると発表しました。

 最も大きな減便が実施されるのは、銀座線です。平日の10〜16時および土休日の8〜20時は、現在の1時間あたり18本から、12本に削減。朝夕のラッシュ時も、1時間あたり最大4本が削減されます。最頻発運転される朝8時台も、30本から26本となります。

 あわせて、丸ノ内線、東西線、千代田線でも、それぞれ1時間あたり数本の減便が実施予定です。

 銀座線は日本最古の地下鉄路線であり、駅の拡張が困難なため、都心の中枢部を走るにもかかわらず現在も6両編成での運転です。そのため、国内随一の頻発運転により輸送量を確保しています。2分間隔で次から次へと列車がやってくる「1時間あたり30本運転」も見納めとなります。東京メトロは「お客様のご利用状況に合わせた」ダイヤ改正としています。