小池百合子氏「″根回し″があまり上手くないと反省」 - BLOGOS編集部

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※この記事は2016年07月08日にBLOGOSで公開されたものです

8日、東京都知事選への出馬を予定している小池百合子氏が日本外国特派員協会で会見を開き、リンカーンの演説を引いて「of the people, for the people, by Yuriko Koike」とスピーチした。

都庁の中での女性登用も積極的に推進する考えを示した小池氏。自民党からのバックアップが得られていないことについては

「自民党からの推薦を賜われれば、と今も思っております。

東京の場合、普通は後から手を上げたほうが得だ、みたいな印象がありますけれども、人に推されて立候補するのも一つのアイデアですが、意志のある、情熱のある人が提示して、それを都民の皆様、有権者の皆様に選んで頂くのが当然の話のように思います。

私、あまりに日本の伝統技術であります"根回し"があまり上手くないと反省しておりますが、それを越えて私の情熱が強かった、ということをご理解いいただきたいと思います。自民党アベノミクスの一丁目一番地は『女性の活躍』ですので、私は自信を持って手を上げたところです。」

と回答。

第一次安倍政権では防衛大臣に起用されたものの55日で辞任したことから、安倍総理との関係について問われると「一言だけ、"That's Politics"とお答えしておきたいと思います」と冗談交じりにかわした。

また、ジャーナリストの江川紹子氏からは、「ヘイトデモで知られている在特会の関連団体の講演をおやりになり、在特会が協賛したという情報も出回っていますが、それは事実か」との質問が出た。

小池氏は「いろんな講演会に招かれることがございます。在特会という名前が最近出ておりますが、私はよく存じておりません。招いてくれた会とどういう関係かは知り得なかったということでございます。その認識はありません」と説明、ヘイトスピーチについても法令に則って対策をしていく方針を示した。