今井絵理子氏「政治は希望だと思います」~参院選比例代表候補の公認を受け会見 - BLOGOS編集部
※この記事は2016年02月09日にBLOGOSで公開されたものです
9日夕、今夏の参議院議員選挙で自民党の公認を受けることが決定した今井絵理子氏が会見を開いた。今井氏は聴覚障がい者の勉強会で知遇を得た山東昭子・参議院議員の「人柄に共感」、山東氏から誘いを受けことが立候補のきっかけだったと明かした。子育て面で多忙になることによる心配もあったというが、11歳の長男からは「手話をたくさんの方々に広めてほしい」との思いを伝えられたという。また、電話で相談を受けたSPEEDの他のメンバーからは「えりが決断したなら応援する」と言われたことも明かした。
同席した茂木敏充選挙対策委員長は、「きょうは白い服で、"White Love"の通りではないかと」と今井氏を紹介。また、母校・八雲学園の近藤理事長も後援会長として同席した。今井氏は手話も交え、以下の挨拶を行った。
「政治は希望だと思います」
決意した理由にはいろいろあります。21歳のときに、息子が"聞こえない"という障がいを持って生まれてきました。その時に、初めて障がいに関すること、そして子育てに関することを知りました。私は今まで歌しかしらなくてずっと生きていました。そのときに息子に出会って、「ああこういうのもあるんだな」ってことを知りました。同じ境遇のお母さんたちに出会い、障がいを持つ子どもたちにも出会いました。
皆さん障がいについて知らないことがたくさんあると思います。それをまず知って欲しいと思い、障がいを持っている子どもたちが、より明るい希望を持てる社会づくりをしたいと思いました。
私は政治は希望だと思います。息子が大きくなった時に、この国で良かったなって、この国で生まれて良かったなって思えるように、これから頑張っていきたいと思います。