※この記事は2011年07月02日にBLOGOSで公開されたものです

BLOGOS編集部は福島～宮城～岩手という行程で、被災地を取材いたしました。インタビュー記事では使い切れなかった、震災から100日後、被災地の生の表情を、写真でお送りいたします。【撮影：野原誠治　構成：田野幸伸（BLOGOS編集部）】

１日目 福島～仙台



画像を見る
ＪＲ福島駅前 ガイガーカウンターの数値は１．４８マイクロシーベルト／時 都内とくらべるとかなり高い数値だ。

画像を見る
福島県飯館村では４．７８マイクロシーベルト／時 車内でもカウンターの警報音が鳴り止まなかった。

画像を見る
緊急時避難準備区域、南相馬市原町のたまねぎ畑での数値は低かった。

画像を見る
福島第一原発から２０数キロかつての屋内退避地域のお宅のリビング。屋内退避が安全なのはわかった。

画像を見る
飯館村の水田。放射能の影響で、今年は作付けが行われていない。

画像を見る
主だった街道には検問が引かれ、警戒区域には入れなくなっている。整理に当たっていたのは応援の神奈川県警。

画像を見る
同心円で引かれた20キロの境界線、家と家のあいだに突然区切りがある。

画像を見る
警戒区域の前だが放射線は微弱、福島駅前よりずっと低い。20キロの同心円に意味はあるのだろうか。

画像を見る
畑には漁船が打ち上げられていた。

画像を見る
海岸の消波ブロックも、かなり内陸まで流されている。

画像を見る
送電用だろうか、鉄塔がおじぎをしている。

画像を見る
かなり大きな鉄塔が、飴細工のように曲がっていた。

画像を見る
堤防も津波によって破壊されていた

画像を見る
避難所になっていた、相馬郡新地町役場 駒ケ嶺公民館。

画像を見る
避難所すぐの住宅では、玄関ブロックが地震で倒れていた。

画像を見る
津波の被害がなかった地域でも、地震で全壊指定の住宅は多い。

画像を見る
夜に到着した仙台市は、地震があったことさえ忘れるほど日常だった。

画像を見る
アーケードには人出も多かった。仙台から元気を！

２日目 仙台～宮古




画像を見る
マリンゲート塩釜 定期船は復旧している。

画像を見る
復旧した塩釜～松島を結ぶ定期船。名勝松島を楽しめる。

画像を見る
今回伺った「桂島」は塩釜港から船で30分ほどの所。

画像を見る
松島湾には大小さまざまな島が点在している。

画像を見る
船からの眺めは素晴らしかった。

画像を見る
桂島も津波の被害は甚大だった。

画像を見る
崩れ落ちた螺旋階段。

画像を見る
6月だったが、空にはこいのぼりが元気に泳いでいた。

画像を見る
避難所には沢山の野菜が届いていた。

画像を見る
日中は子供が学校で遊んでもらえないので、猫も暇そう。

画像を見る
避難所の玄関脇には手作りのお風呂。

画像を見る
全国から集まったボランティア（スキーヤーの皆さん）はパワフルだった。

画像を見る
2年連続の津波に襲われても、また一歩ずつ復興に向かう漁師さん。

画像を見る
石巻市へ。瓦礫の撤去が進み、とにかく空が広い。

画像を見る
校舎にも火災の後が。

画像を見る
墓石もなぎ倒され、木には乗用車が引っかかっている。

画像を見る
河北新報の新聞受けが転がっていた。

画像を見る
持ち主の無事をただただ、祈る。

画像を見る
ご自宅があったのだろうか、30分ほど立ち尽くされていた。

画像を見る
町の景色はあまりにも変わってしまった。

画像を見る
石巻私立病院も大きな被害を受けた。

画像を見る
上空をヘリコプターが巡回していた。

画像を見る
瓦礫撤去に自衛隊員の方々が活躍されていた。

画像を見る
すれ違うのは自衛隊車両ばかり。頭が下がる。

画像を見る
道路はまだ復旧していないところも多い。

画像を見る
気仙沼市に到着。町はまだ海水が溢れていた。

画像を見る
重機も水没している。

画像を見る
水没するトラックや工場。

画像を見る
かなり広範囲で海水が引いていない。

画像を見る
工場は２Ｆまで津波で破壊されている。

画像を見る
沢山の漁船が打ち上げられていた。

画像を見る
なぎ倒されたタンク。

画像を見る
震災後、炎に包まれた気仙沼市、船が黒こげに。

画像を見る
船体の燃え方が火の強さを物語っている。

画像を見る
気仙沼の酒造会社、男山本店も崩れてしまっていた。

画像を見る
漁船の修理が懸命に行われていた。

３日目 岩手県宮古市



画像を見る
岩手県宮古港　11隻のトロール漁船が沖へ逃げて無事だった。

画像を見る
宮古市魚市場、製氷工場の修理が、最優先事項。夏は待ってくれない。

画像を見る
港には集められた瓦礫が山のようになっていた。

画像を見る
カラスがフォークリフトで獲物を狙う。

画像を見る
瓦礫の山はカラスの餌場になっていた。

画像を見る
宮古市田老地区「万里の長城」と呼ばれた堤防も無残に破壊されていた。

画像を見る
巨大な堤防を乗り越え、津波は町を飲み込んだ。

画像を見る
手カギ棒を持って、藪や水路などを捜索していた。行方不明者はまだ数千人残っている。

画像を見る
ホテルの割れた窓のところまで波が来た、という事だ。じつに高い。

画像を見る
子供の写真が風に揺れていた。撤去作業で見つかったのだろうか。

画像を見る
瓦礫の回収は進むが、復興のメドは立っていない。

画像を見る
田老地区の住民が多く避難している、グリーンピア三陸みやこ。

画像を見る
多くの仮設住宅が建ち、1400人の仮設の町が出来上がる。

画像を見る
年金の無駄遣いと批判されてきたグリーンピア。今は診療所と保育施設も入り、大活躍している。

画像を見る
避難所には多くの支援物資が届けられていた。

画像を見る
田老地区の商店街が仮設テントで再開。夏にはプレハブ店舗も建つ予定だ。

画像を見る
岩手県宮古市役所。

画像を見る
波は１階ロビーをさらっていった。

画像を見る
ＡＴＭも津波により破壊されていた。