難民輸送をお手伝い! シャフタールがチームバスを提供、1日で約100人の移動を助ける

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シャフタール・ドネツクが、ウクライナの難民輸送に一役買っている。

2月24日にロシアによる軍事侵攻がスタート。未だに収束に向かわず、各地で攻撃が続いている。

多くの犠牲者を出しているこの攻撃。ウクライナをすでに脱出している人も多い一方で、国内に取り残されて避難できていない人も多数いる。

ウクライナ・プレミアリーグも継続して中断している中、シャフタールは国外で活動を再開。ヨーロッパ各地を回って、チャリティマッチを行っていくことをすでに発表していた。

そんな中、シャフタールが難民輸送のためにクラブバスを提供することを発表した。

これはシャフタールとBRSM-Naftaが共同で行うもの。BRSM-Naftaはバスの燃料を提供するという。

バスはリヴィウ州内の難民輸送のために使用され、普段シャフタールの選手たちが利用している快適なもの。初日だけで100名を運んだという。

このバスは毎日運行され、シャフタールのスポンサーでもあるBRSM-Naftaが協力して実現されている。

シャフタールによれば、2月24日以降、ウクライナやウクライナ人のための寄付金が14億フリヴニャ(約59億2500万円)も集まっているという。