新しい“癒し空間”としてオフィスやホールでの活用を提案!太陽工業、服を着たまま入る膜製の低温サウナを展示

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大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社は2022年2月8日(火)〜10日(木)の3日間、東京ビッグサイトで行われた第93回2022年東京インターナショナル・ギフト・ショー(春)にて、同社初となる膜製の“癒し空間”を展示した。

■膜製の低温サウナとは
太陽工業株式会社は、テント倉庫や膜天井施設など、薄膜構造物で世界トップクラスのシェアを誇るメーカーだ。
東京ドームの巨大な屋根も同社の技術が使用されており、フッ素(PTFE)樹脂製「ガラス繊維膜」によって、30年以上経った今日でも一度も取り替えることなく使用されている。

そんな同社が新しく取り組んだプロダクト(試作品)が膜製の低温サウナだ。柔らかく光を透過する特性のある膜材を使用し、一般的なサウナと比較して低い温度(40度以下)であることが特徴で、普段着やビジネスマンであれば、ワイシャツ姿のまま入ることができる。

昨今、リラックス効果や血流改善への期待などで低温サウナによる“温活”が注目されていることから、“温活”をさらに手軽に楽しめるよう「服を着たまま入る」ことを想定した低温サウナを開発したとのこと。軽量で容易に持ち運んで設置が可能だ。

第93回2022年東京インターナショナル・ギフト・ショー(春)の太陽工業のブース

フッ素(PTFE)樹脂製の円柱型は、東京ドームの屋根に使用された技術を応用した一人用サウナだ。入口は蛇腹のドアになっており、左右どちらからでも開くことができる。実際に中に入ってみると、見ためよりも広く、くつろぐことができた。椅子が丸椅子であれば、さらに広い空間を確保できるとのこと。

フッ素(PTFE)樹脂製の円柱型

ポリオレフィン系樹脂製の台形型は、奥行があるタイプ。入口は線ファスナーになっており、簡単に密閉空間を作ることができる。中に入ってみると、フッ素(PTFE)樹脂製の円柱型よりも広く、天井と入口に窓があるため明るかった。

ポリオレフィン系樹脂製の台形型

ここで紹介した膜製の低温サウナは同社初のプロダクトであるだけに、どのようなかたちでビジネス展開するかは、未定とのこと。軽量で持ち運びが可能であることから、新しい“癒し空間”としてオフィスやホールでの活用を提案するとしている。自宅で気軽にサウナを楽しみたい個人にも魅力的なプロダクトだ。

■太陽工業株式会社

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