藤澤五月が右手に書いた“幸せのメッセージ”に英紙注目【写真:AP】

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北京五輪カーリング女子決勝

 北京五輪は20日、カーリング女子日本代表(ロコ・ソラーレ)が初の決勝で英国と対戦する。これまでスキップの藤澤五月は右手甲に言葉を記してきた。決勝の相手となる英メディアはこの“戦略”に「明らかになった」と注目している。

 英紙「ザ・サン」は「手助けする 日本のカーリングのスキップ、サツキ・フジサワは手に高揚感溢れるメッセージを記し、英国代表との決勝進出の手助けにする」との見出しで記事を掲載。頂上決戦を前に注目されているのは藤澤の右手だった。本文ではこう説明している。

「フジサワが今大会で手に幸せのメッセージを記していることが明らかになった。私は優秀なカーラー。自信もある。楽しもう!と読める」

 藤澤の右手をアップにして撮った画像付きで報道。甲には「I am a good curler(私は良いカーリング選手)」「I have confidence!(私には自信がある!)」「Let’s have fun!(楽しんでいこう!」と記されている。自らを奮い立たせる思わぬ“奇策”を、対戦相手の英メディアも発見したようだ。

 日本が銅メダルを獲得した18年平昌五輪3位決定戦でも対戦。記事では「世紀の対決が保証されている」と期待の高さを伝えている。英国は男子もスウェーデンとの決勝に進出しており「英国のスポーツファンは二重のカーリングの喜びを願っている」とも報じている。

 藤澤が右手に記すメッセージは、ツイッターでフォロワー1900万人を超える米コメディアンのスティーブン・コルベア氏が「I am good at monologue, I have confidence.(自分は独り語りが得意。自信がある)」と真似をして書くなど、世界から注目を集めていた。

(THE ANSWER編集部)