セブンがついにマヌルパンを発売！韓国発ヒットグルメの罪深き味わいは再現できているのか？

2022年2月9日 15時37分

セブンから巷で大ヒット中のマヌルパンが登場！

2022年2月8日（火）、セブン-イレブンから新作パン「マヌルパンガーリック＆チーズ」が発売されました。もっちりとした食べ応えのあるパン生地に、チーズペーストにおろしにんにくとガーリックパウダーを混ぜたものを詰めて焼き上げた、パンチのきいた総菜パンです。

マヌルパンとは…

「マヌルパンガーリック＆チーズ」はまさかのポテトサラダ入り!?

マヌルパンの原材料は、小麦粉（国内製造）、乳等を主要原料とする食品、ポテトサラダ、マーガリン、マヨネーズ、ナチュラルチーズ、おろしにんにくなどなど。

おおかた予想していた材料を使っていましたが、ポテトサラダが入っているのには驚きです。確か本場韓国のマヌルパンにはポテトサラダは入っていなかったはずなので、セブン-イレブンオリジナルのようですね。

税込159円、1個あたりのカロリーは276kcalでした。バターやクリームチーズを使っている割には、やや控えめかも？

本場の味とは違うけど、にんにくのパンチがガツン！

実は筆者、過去にマヌルパンを食べたのはたった一度。そのときの記憶を掘り起こして、比較しながらレビューしますね。

まず見た目ですが、マヌルパンというよりもパン屋さんでよく見かける、マヨポテトパンのようなビジュアル。パン生地にチーズやマッシュしたじゃがいもを包み、生地の表面に切り込みを入れて焼いたアレです。

韓国のマヌルパンは丸パンに6～8か所の切り込みを入れて開き、あいだにクリームチーズを塗って作られるのが一般的なので、見た目がちょっと違いますね。

封を切った瞬間からガツンとにんにくが香り、マヌルパンらしさ満点。さっそくいただきます！

カットしてみると生地は意外と薄く、中にはにんにく香るチーズペーストが。見た目は一般的な大きさのパンとそれほど変わりませんが、空洞が大きく生地が少ないので、案外ペロリかもしれません。

チーズペースト部分は、濃厚なチーズとにんにく香るこってり味。ガーリックパウダーとすりおろしにんにくのダブルで、にんにくの強烈な旨みが感じられます。パセリの風味もいい仕事をしています。

なめらかなチーズペーストに、わずかですがポテトサラダのホクホク感があり、本場のマヌルパンとはちょっと違った味わいです。

リベイクでガーリックバター風味アップ！

マヌルパン最大の特徴は、砂糖の入ったチーズペーストと、バターのしみ込んだパンの甘じょっぱい組み合わせです。

が、セブンのマヌルパンはやや甘さが足りないのかも？ガーリックトーストとしてはおいしいのですが、マヌルパン感があるかと聞かれれば、微妙なところ。パン生地が少ないのも、そう思わせる要因のひとつかもしれません。

パッケージの表示通りレンジで温めてみると、にんにくとバターの風味がより際立ち、おいしさがアップ。冷たいまま食べるより、にんにく、チーズ、パセリの香りが立って断然おいしく感じられます。食べるうちに香りに慣れてきますが、かなり強烈ににんにくが香るので、オフィスやお出かけ先で食べる際は注意が必要です。

マヌルパンにしては甘さの要素が少し足りないかも？

セブン-イレブンの新商品「マヌルパンガーリック＆チーズ」は、ガツン！とにんにくのパンチがきいており、バターを使っていることからそこそこ満足度はありました。

ただ、韓国のマヌルパンを期待して食べると、ちょっぴりあれ？となるかも。あくまでマヌルパン風ではありますが、にんにく好きにはたまらない味わいでした。セブン-イレブンで身近に韓国気分を味わいたい方は、ぜひ試してみてくださいね。

※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。