北京五輪フィギュア 広島からも熱視線
北京オリンピックでは日本選手の活躍でフィギュアスケートにも注目が集まっています。広島からも熱い視線が注がれています。
北京オリンピックフィギュアスケート、8日は男子シングルショートプログラム、羽生、宇野、鍵山の3選手が演技を披露しました。
東区のひろしんビッグウェーブ。
金尾真弓記者「普段は家族連れでにぎわうこちらのリンクですがきょうは様子が違います見事な滑りです」
スケートリンクでフィギュアスケートの練習をしていたのは県スケート連盟に所属するおよそ20人の選手たち。
2014年ソチオリンピックに出場した町田樹さんはこのリンクの出身です。
町田さんに続くオリンピック選手輩出を目指す一方で、広島のスケート界は悩みを抱えています。
田村綾音さん(高校3年秒)「通年リンクになったらもっと練習ができるので、通年リンクになってほしいなって思ってます」
ビッグウェーブのスケートリンクを使えるのは毎年10月ごろから4月上旬まで。夏はプールに変わります。
県内には現在通年で開かれているリンクがないため、夏は岡山県まで練習に通わなければなりません。
県スケート連盟 永田守理事長「(夏季に)リンクがないということで辞めちゃう子がけっこうある。改善していかないと広島の競技人口が増えないと感じてます」
広島からオリンピック出場を夢見る選手たちを支えることができるかどうか、その環境づくりが今、求められています。
小学4年生「オリンピックに出て表彰台にのぼるのが夢です」
小学3年生「日本の選手がオリンピックで金メダルを獲るといいなと思います」
広島で練習を続ける彼らも北京での日本選手の活躍に注目しています。
田村綾音さん「坂本花織選手のスピードがすごいあって、スピードに乗りながらも確実にジャンプがはまっているところがマネしたい」
鈴木零偉さん「自分の同学年に鍵山優真くんっていうスケーターがいてオリンピックに出場するってことでとても応援して楽しみにしてます」
8日のショートプログラムで自己ベストを更新した宇野昌磨選手。
こちらも自己ベストを更新し2位につけた鍵山優真選手。
8位と出遅れながら3連覇めざし、逆転を誓う羽生結弦選手。
注目の男子シングルフリーは10日です。