広島市で初 行政代執行で空き家解体
広島市で長年放置され危険な状態になっていた空き家を所有者に代わって強制的に取り壊す工事が始まりました。
広島市では初めての措置です。
取り壊しが始まったのは、東区牛田南にある築58年の木造2階建ての住宅で、少なくとも15年以上人が住んでいなかったということです。
こちらの空き家では、去年4月に外壁の一部がはがれて前を通る道に落下しました。
その後、立ち入り調査を行い所有者に改善を指導しましたが、所有者が応じなかったため市は強制措置に踏み切りました。
3月中旬までに解体し、費用約520万円は所有者に請求されます。