ピスタチオスプレッドの次はこれ!? 成城石井「燻製ピスタチオ」を最強のおつまみに認定
成城石井で罪なピスタチオを発見!
世は空前のピスタチオブームに沸き、コンビニやスーパーをはじめ、ピスタチオアイテムが溢れた2021年。クッキーやアイス、チョコレート、ドリンクなど、ありとあらゆるピスタチオアイテムにナッツファンが釘付けになりました。
成城石井「燻製ピスタチオ」
2021年のブームを語るうえで欠かすことのできない存在、ピスタチオ。無類のピスタチオ好きである筆者も、アイスクリームやチョコレート、ピスタチオドリンクまで、さまざまなアイテムをレビューしてきました。
ブームの到来により身近なお菓子に加工されてきたピスタチオですが、そもそもはナッツをそのまま食べる、おつまみスタイルがメジャーだったはず。
とはいえ、今回取り上げる成城石井のピスタチオは、燻製されています。塩味がついただけで充分おいしいピスタチオを燻すだなんて、想像しただけで罪深いじゃありませんか。
冷燻法でダメージをあたえずにじっくり燻製
原材料はピスタチオと食塩のみ。ピスタチオはナッツの甘みとコクのバランスがよく、品質が安定していると評価が高いアメリカ産の殻付きピスタチオを使用。薄く塩味を施してから、岩手県産の桜チップを使い、専用の燻製加工メーカーで燻しているのだそうです。香料などを使っていないので、安心して食べることができそうですね。
成城石井の燻製ピスタチオは、30度以下の低温を用いて燻製にする冷燻法を用いることで、ナッツに与えるダメージを最大限に抑え、ゆっくりと時間をかけて燻製にしているのだそう。この方法を取ると、しっかりと燻製の風味が感じられ、よりおいしさが増すのだそうですよ。
1袋に200g入ってお値段税込1,070円。ちょっと高く感じるかもしれませんが、ナッツの女王と呼ばれるピスタチオナッツを燻製にしていることを考えれば、そう高くもない気がします。100gあたりのカロリーは617kcal、ナッツなので脂質が多いことを意識しつつ、くれぐれも食べ過ぎには気を付けたいところです。
見た目はいつものピスタチオだけど…香ばしさが別格!
見た目はいつも食べているピスタチオとまったく変わりませんが、封を開けた瞬間から強烈なスモーク臭が漂います。ナッツを食べる前に、香りだけでビールが飲めそうな勢いです。冷燻の威力おそるべし。
実際に食べてみると、ほんのりとした塩味のあとに、スモーク臭がガツン!ビール、ビール、どなたか私にビールをください。ただでさえおいしいピスタチオが、桜スモークの香りをまとうことで、何倍も罪深さが増しています。
ほんの少し前に、くれぐれも食べ過ぎには気を付けたいところです、とお伝えしたはずが、気付くと袋の半分ほど減っていました。やめられない止まらないとはまさにこのこと!これで最後にしよう、と袋を閉じた次の瞬間には、あとひと粒だけ……と心が揺らいでしまいます。
殻を捨てるのすらもったいない…
従来のおつまみピスタチオは甘みが感じられますが、燻製ピスタチオは一に燻製、二に塩味といった印象。とにかくビールやワインにやたらと合いそうな味付けです。身も大粒でからもむきやすいので、ついつい食べ過ぎてしまいます。
殻ごと燻製にしているので、殻をむいた手も芳しい香り。桜スモークの香水をまとったようで、またまたビールをゴクゴクしたい衝動にかられます。殻を捨ててしまうのがもったいないくらいにいい香りです。燻製ピスタチオを食べて外出後に帰宅した際、ムッと部屋中に燻製臭が漂っていたことは言うまでもありません(いい香りです)。
燻製することでピスタチオの旨みがさらに増し、おつまみとしては最高峰の域。むしろ、食べ過ぎてしまうので危険物に認定し、食べる分だけ皿に取り分け、パッケージは棚の上の方にしまっておくことをおすすめします。
ピスタチオがさらに無敵の存在へ
正直、ピスタチオと塩、桜のスモークチップだけでここまで旨みが凝縮されるとは信じがたく、すっかりその魅力にはまり、1/2袋を瞬く間に完食。そもそも高級感たっぷりだったナッツの女王・ピスタチオが、燻製の香りをまとってさらに無敵になったのを感じました。
残念ながら成城石井のオンラインショップでは取り扱いがないようなので、店舗に問い合わせてみてくださいね。ナッツ好き、燻製好き、ピスタチオ好きに刺さること間違いなしの、罪なナッツです。
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
商品情報
■商品名:燻製ピスタチオ
■内容量:200g
■価格:1070円(税込)
■カロリー:100gあたり617kcal
■販売場所:全国の成城石井各店
※店舗によって、お取り扱いのない場合がございます。