2022年版iPad Proにはノッチが付く? その代わりベゼルが狭くなるとのウワサ
今年の新型MacBook Proには、iPhone 13シリーズと同じようなノッチ(画面上部の切り欠き)が採用されました。このノッチが、2022年に発売される次期iPad ProにもiPhoneと同じ場所(縦置きにした場合の上側)に付く可能性がある、との噂が報じられています。
このウワサの発信源は、中国テックサイトのMyDriversです。同サイトが掲載した予想レンダリング画像では、新iPad Pro(2022)の上側にはiPhoneで見慣れたノッチが出現。その代わり筐体周りのベゼルが薄くなって画面占有率が増えるという、MacBook Pro(2021)と同じアプローチが取られている模様です。
iPad Proには2018年からFace IDが搭載されているため、前面にWebカメラしかないMacBook Proよりも(Face ID部品も収納できる広めのスペースを確保する上で)ノッチの採用が理に叶っているはず。
アップルはMacBook Proのノッチを「コンテンツを表示するスペースを確保するためのスマートな方法」と説明していましたが、MacにFace ID搭載の噂は以前からあっただけに、少し肩透かしの感がありました。
最近のiPhoneがノッチを小さくする傾向にあり、Proモデルではパンチホール(画面に穴を開け、その下に自撮りカメラなどを埋め込む)への移行が予想されるなか、MacBookやiPadにノッチが導入されるのは矛盾した話にも思えます。
しかし、高級タブレットという区分けで見ると、実はサムスンのGalaxy Tab S8 Ultra(仮)もノッチ採用が予想されており、むしろ全般的な趨勢とも言えます。Galaxy Tab S8 Ultra(画面サイズが14.6インチ)やiPad Proなど大型ディスプレイの製品であれば、iPhoneほどノッチは目立たないかもしれません。
またMyDriversによれば、次期iPad Proは(またしても)11インチと12.9インチの2モデル構成で、2枚重ねの有機ELパネルを採用したLTPOディスプレイを搭載するかもしれないとのこと。こうした噂は韓国サプライチェーンからも報じられたことがあります。
さらにiPad Pro(2022)の筐体には、チタン合金が使われる可能性があるとも述べられています。チタン合金は来年のiPhone 14 Pro(仮)にも採用が予想されており、iPad Proともども傷が付きにくくなると期待できそうです。
Source:MyDrivers
via:Tom's Guide