磐田、横浜FCからFWジャーメイン良とDF袴田裕太郎を完全移籍で獲得

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 横浜FCに所属するFWジャーメイン良とDF袴田裕太郎が、ジュビロ磐田に完全移籍で加入することが決定した。23日、両クラブが発表している。

 ジャーメインは1995年生まれの現在26歳。流通経済大付属柏高校から流通経済大学を経て、2017年にベガルタ仙台に加入し、今シーズンから横浜FCでプレー。明治安田生命J1リーグで31試合に出場し、2得点を記録した。

 袴田は1996年生まれの現在25歳。ジュビロ磐田U−15、浜松開誠館高校、明治大学を経て、2019年に横浜FCに加入した。今シーズンはJ1リーグで28試合に出場し、2得点を記録した。

 移籍が決定した両選手は横浜FCのクラブ公式サイトで以下のようにコメント発表している。

■ジャーメイン良
「この度、ジュビロ磐田に移籍することになりました。最終的にチームの目標であったJ1残留を果たせなかったことがとても悔しいですが、残留の望みが消えるまで、そしてJ2降格が決まってからの2試合も全てをかけてピッチ上を走り、勝利を目指していました。多くの試合に出場していたことで降格の責任を感じますが、短いサッカー人生の中でチャンスを与えてもらいチャレンジすることを決断します。1年間ではありましたが素晴らしいチームメイト、スタッフ、トレーナー、そしてファン・サポーターとともに三ツ沢をホームとしてプレーできて幸せでした。ありがとうございました!横浜FCの1年でのJ1昇格を願っています」

■袴田裕太郎
「この度、ジュビロ磐田に移籍することが決まりました。この3年間は僕にとって、かけがえのない時間で、振り返ってみると、本当に沢山の思い出が頭の中に蘇ってきます。僕の幼少期からの夢であった、プロサッカー選手をスタートさせてくださった横浜FCに本当に感謝しています。そしてファン・サポーター、共に戦った仲間と過ごすことができた時間は僕にとっての誇りです。今季は思うような結果を出すことができませんでした。僕は、ディフェンダーとしてもっと頼れる選手になりたいと思っています。自分自身の更なる成長のために大きな存在になれるようにこの決断をさせていただきました。横浜FCファミリーの皆さん、嬉しいときも悔しいときも変わらぬご声援、本当にありがとうございました。最後になりますが、横浜FCの幸運を祈っております」

 そして、加入する磐田のクラブ公式サイトで両選手は以下のようにコメントしている。

■ジャーメイン良
「横浜FCより加入することになった、ジャーメイン良です。歴史あるこのクラブでプレーさせてもらえる機会をもらったこと、嬉しく思います。仙台時代、敵地としてプレーしていたヤマハスタジアムで、ジュビロのエンブレムを胸に、素晴らしいファン・サポーターの皆さんとともに“ホーム”として闘えるのが楽しみです!ジュビロの漢になれるように頑張ります!よろしくお願いします!」

■袴田裕太郎
「横浜FCより完全移籍にて加入することになりました、袴田裕太郎です。小さい頃から憧れていたジュビロ磐田の一員になれたこと、これからサックスブルーのユニフォームを着て皆さんと一緒に闘えることに、とてもワクワクしています。この熱い気持ちをより高めていけるよう、まずは開幕戦に向けて邁進し続けていけるように頑張ります!ジュビロ磐田サポーターの皆さん、宜しくお願い致します」